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B2型金属間化合物およびその製造方法

国内特許コード P03A000499
整理番号 U2001P122
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願2001-293653
公開番号 特開2003-105460
登録番号 特許第3536095号
出願日 平成13年9月26日(2001.9.26)
公開日 平成15年4月9日(2003.4.9)
登録日 平成16年3月26日(2004.3.26)
発明者
  • 吉見 享祐
  • 花田 修治
  • 井上 明久
出願人
  • 学校法人東北大学
発明の名称 B2型金属間化合物およびその製造方法
発明の概要 従来技術では作製できなかった微細な多数の孔を均一に分散させた金属間化合物およびその製造方法を提供する。溶融合金を単ロール法や双ロールスピニング法などの急冷凝固技法によって急冷凝固させ、できあがった急冷凝固合金を、温度約425℃、約10-4Paの真空雰囲気のチャンバー内で、約24時間熱処理を施し、合金中に凍結された熱空孔をこの熱処理によって、クラスター化して微細なナノメータサイズの孔を有する金属間化合物を得る。
従来技術、競合技術の概要 従来、金属間化合物は、様々な組成、相、或いは結晶構造を有するものが開発されてきた。しかしながら、多孔体の金属間化合物、即ち、合金中に多数の微細な孔を分散させた例は、現在まで見られない。さらに、金属間化合物をナノメータサイズにまでポーラス化させる技術は存在しなかった。多数の孔を有する金属、即ち多孔金属体としては発泡金属が知られているが、これらは合金や金属中に発泡樹脂を分散させこれらをガス化させて孔を形成させるものである。しかしながら、発泡金属は、一般的に孔の径が100~1000μm程度であり、比表面積もそれほど大きくはないため、触媒や触媒担体として利用した際の触媒効果も高くない。このように、この技術は、微細なナノメーターオーダーの孔を形成させることができない。その他に焼結金属多孔体があるが、これは一般的には孔の径が1~100μm程度であり、比表面積もそれほど大きくはないため、発泡金属と同様に触媒効果も高くない。従って、この技術でも、微細なナノメーターオーダーの孔を形成させることには適さない。
産業上の利用分野 金属間化合物およびその製造方法、特に、金属間化合物中にナノメータサイズの微細な多数の孔が均一に分布していることを特徴とする金属間化合物およびその製造方法
特許請求の範囲 【請求項1】 溶融合金を急冷凝固し、この急冷凝固によって凍結された熱空孔を含む合金に熱処理を施すことによって得られ、ナノメータサイズの微細な多数の孔が均一に分布しており、前記熱処理が、前記溶融合金の融点以下であって相の変態が発生しないような温度で行われる、ことを特徴とするB2型金属間化合物。
【請求項2】 請求項1に記載のB2型金属間化合物において、前記溶融金属が、B2型FeAl、B2型AgMg、B2型AuCd、B2型CoTi、B2型FeTi、B2型CuZn、またはB2型CoFeに相当する組成を有する、ことを特徴とするB2型金属間化合物。
【請求項3】 B2型金属間化合物の製造方法であって、溶融合金を急冷凝固し、この急冷凝固によって凍結された熱空孔を含む合金に、熱処理を施すことによって、この合金全体にナノメータサイズの微細な多数の孔を均一に分布させ、前記熱処理が、前記溶融合金の融点以下であって相の変態が発生しないような温度で行われる、ことを特徴とする製造方法。
【請求項4】 請求項3に記載の製造方法において、前記熱処理が、真空下、減圧下、或いは不活性なガス雰囲気中において施される、ことを特徴とする製造方法。
【請求項5】 請求項3または4に記載の製造方法において、前記溶融合金がB2型FeAlであり、前記熱処理の温度範囲が、400℃~450℃である、ことを特徴とする製造方法。
産業区分
  • 合金
  • 冶金、熱処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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