TOP > 国内特許検索 > パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体、その製造方法及び利用

パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体、その製造方法及び利用 新技術説明会

国内特許コード P03A000538
整理番号 IU040001JP01
掲載日 2004年7月30日
出願番号 特願平09-231064
公開番号 特開平11-071357
登録番号 特許第3128574号
出願日 平成9年8月27日(1997.8.27)
公開日 平成11年3月16日(1999.3.16)
登録日 平成12年11月17日(2000.11.17)
発明者
  • 森 邦夫
出願人
  • 岩手大学
発明の名称 パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体、その製造方法及び利用 新技術説明会
発明の概要 金属表面に汚染性、非粘着性、防雲性、潤滑性及び氷結防止性等の性能を付与することができる、反応性、溶解性及び界面活性に優れたパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体及び、前記パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体を効率的にかつ経済的に製造することができる方法並びに、前記パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体を、浸漬法、トライポ法又は電解重合することにより金属表面上に設けられる重合皮膜を提供するにある。パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体は、次の化1【化1】
(式中、nは1~12の整数、Rは次の一般式Cm2m+1(式中mは0~24の整数を示す)で表わされ、M1 とM2 はHまたはアルカリ金属を示す)で表わされる。
従来技術、競合技術の概要 トリアジンチオール誘導体については、すでに工業的に生産((株)三協化成等)がなされており、架橋剤、接着促進剤、表面処理剤、重金属処理剤及び防錆剤などとして使用されている。特にトリアジンチオール誘導体の6-位の置換基が-SH,-N(C49)2,-NHC65 及びこれらの金属塩から成る群より選ばれる基のものは、金属の表面処理剤として用いられ、一部実用化されている〔例えば、森邦夫:実務表面処理技術、35、595(1988)、化学工業:42、1005(1991)〕。しかし、例えば金属のような固体表面上に設けられた、従来のトリアジンチオール誘導体の皮膜は表面自由エネルギーが大きいため、接着性の向上に有効であるが、該表面の非汚染性、非粘着性、防雲性、潤滑性及び氷結防止性能が劣っていた。かかる問題を解決するために、特開平6-322595号公報には、パーフルオロオクチルアニリノ基を有するトリアジンジチオール化合物を電解重合処理することにより、金属表面に該化合物を電着させて、金属のような固体材料に撥水性を付与する金属材料の製造方法が開示されている。しかし、該化合物のトリアジン環は芳香族のアニリノ基で連結されているため凝集力が強くかつ電子吸引基であり、溶解性が劣りチオール基の反応性が低く、また臨界ミセル濃度(界面活性能力)が高いなど、金属の表面処理剤としての機能を十分に有さず、従って工業的にも実用範囲が著しく制限されていた。
産業上の利用分野 新規なパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体、その製造方法及び該誘導体を用いて金属の表面を処理することにより得られる金属表面用皮膜
特許請求の範囲 【請求項1】 次の化1
【化1】<EMI LY=2200 HE=030 ID=000002 WI=057 LX=0315>(式中、nは1~12の整数、Rは次の一般式Cm2m+1(式中mは1~24の整数を示す)で表わされ、M1 とM2 はHまたはアルカリ金属を示す)で表わされるパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体。
【請求項2】 請求項1記載のパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体を調製するにあたり、(1) パーフロロ基含有第二アミンを合成し、(2) パーフロロ基含有第二アミンと塩化シアヌルからパーフロロ基含有トリアジンジクロリドを合成し、(3) 次いでパーフロロ基含有トリアジンジクロリドからパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体を合成することにより調製することを特徴とするパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体の製造方法。
【請求項3】 上記(1)パーフロロ基含有第二アミンは次の反応式
【化2】<EMI LY=0300 HE=035 ID=000003 WI=139 LX=0355>で表わされる反応により、また上記(2)パーフロロ基含有トリアジングクロリドは次の反応式
【化3】<EMI LY=0750 HE=035 ID=000004 WI=141 LX=0345>で表わされる反応により、また上記(3)パーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体は次の反応式
【化4】<EMI LY=1200 HE=030 ID=000005 WI=137 LX=0365>で表わされる反応により調製されることを特徴とする請求項2記載のパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体の製造方法。
【請求項4】 請求項1記載のパーフロロ基含有トリアジンチオール誘導体よりなることを特徴とする金属表面用皮膜。
産業区分
  • 有機化合物
  • 表面処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

07962_09SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
岩手大学地域連携推進センターでは、岩手大学における知的財産の創出・管理・活用のマネジメントをしております。上記の特許等にご興味がありましたら、下記問い合わせ先にご相談ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close