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エストロゲン高感受性メダカ

国内特許コード P03A000643
整理番号 U2000P054
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願2000-247729
公開番号 特開2002-058486
登録番号 特許第3448641号
出願日 平成12年8月17日(2000.8.17)
公開日 平成14年2月26日(2002.2.26)
登録日 平成15年7月11日(2003.7.11)
発明者
  • 山下 一郎
出願人
  • 広島大学長
発明の名称 エストロゲン高感受性メダカ
発明の概要 極低濃度のエストロゲンに反応する遺伝子組み換えメダカの提供、前記メダカを用いる血栓を形成したメダカの作成方法、及び当該方法により作成された血栓を形成したメダカの提供、並びに前記メダカを用いるエストロゲン様作用性物質の検査方法の提供。(1)メダカ由来の特定の塩基配列を有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカ;(2)(1)に記載の遺伝子組み換えメダカをエストロゲン存在下で生育させる血栓を形成したメダカの作成方法;(3)(2)に記載の方法により作成された血栓を形成したメダカ;(4)エストロゲン様作用性物質の検査方法において、(1)に記載の遺伝子組み換えメダカを検査用の水中で生育させる工程と、前記メダカに血栓が形成されるか否かを観察する工程とを具備する方法。
従来技術、競合技術の概要 近年、環境中の化学物質による生物の内分泌系への影響に関して研究が活発化してきており、関心が高まっている。生物の内分泌系を攪乱する作用を有する多くの化学物質が、エストロゲン様の作用をすることから、研究の多くは、女性ホルモンであるエストロゲンを対象としている。河川においてもエストロゲン様化学物質の汚染は、地球規模の社会問題となっている。そこで本発明において、河川におけるエストロゲン様作用性物質を検出するにあたり、実験動物として優れた点を有しているメダカに着目した。ところがメダカは、極低濃度のエストロゲンには反応しないため、環境水検査用の水生動物として使用できない問題点を有していることを、本発明を為すにあたり新たに見出した。
産業上の利用分野 エストロゲン様内分泌攪乱化学物質の検出に利用可能であり、血栓症の発症メカニズム解明のための実験動物および血栓症治療薬開発のバイオアッセイ系としても有用な、メダカ由来のエストロゲン受容体遺伝子を組込んだ遺伝子組み換えメダカ、即ちエストロゲン高感受性メダカ
特許請求の範囲 【請求項1】 配列番号1に記載されている塩基配列を有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることを特徴とする血栓を形成したメダカの作成方法。
【請求項2】 配列番号1に記載されている塩基配列の211位から1935位までを有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることを特徴とする血栓を形成したメダカの作成方法。
【請求項3】 配列番号2に記載のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることを特徴とする血栓を形成したメダカの作成方法。
【請求項4】 配列番号1に記載されている塩基配列を有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることにより得られる血栓を形成したメダカ。
【請求項5】 配列番号1に記載されている塩基配列の211位から1935位までを有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることにより得られる血栓を形成したメダカ。
【請求項6】 配列番号2に記載のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、エストロゲン存在下で生育させることにより得られる血栓を形成したメダカ。
【請求項7】 エストロゲン様作用性物質の検査方法において、配列番号1に記載されている塩基配列を有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、検査用の水中で生育させる工程と、前記メダカに血栓が形成されるか否かを観察する工程とを具備することを特徴とする方法。
【請求項8】 エストロゲン様作用性物質の検査方法において、配列番号1に記載されている塩基配列の211位から1935位までを有するポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、検査用の水中で生育させる工程と、前記メダカに血栓が形成されるか否かを観察する工程とを具備することを特徴とする方法。
【請求項9】 エストロゲン様作用性物質の検査方法において、配列番号2に記載のアミノ酸配列をコードするポリヌクレオチドを遺伝子導入した遺伝子組み換えメダカを、検査用の水中で生育させる工程と、前記メダカに血栓が形成されるか否かを観察する工程とを具備することを特徴とする方法。
【請求項10】 前記検査用の水が、環境から採取した水であることを特徴とする請求項7~9の何れか1項に記載の方法。
【請求項11】 前記検査用の水が、被検物質を添加した水であることを特徴とする請求項7~9の何れか1項に記載の方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 水産
  • 畜産
  • 有機化合物
  • 薬品
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
出願権利状態 権利存続中


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