TOP > 国内特許検索 > 減数分裂細胞に特異的な植物プロモーター

減数分裂細胞に特異的な植物プロモーター

国内特許コード P03A001149
整理番号 P98-4
掲載日 2003年11月18日
出願番号 特願平11-132706
公開番号 特開2000-316582
登録番号 特許第3200627号
出願日 平成11年5月13日(1999.5.13)
公開日 平成12年11月21日(2000.11.21)
登録日 平成13年6月22日(2001.6.22)
発明者
  • 平塚 和之
  • 堀田 康雄
  • 高瀬 尚文
  • 皆見 政好
出願人
  • 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学
発明の名称 減数分裂細胞に特異的な植物プロモーター
発明の概要 減数分裂細胞において特異的にプロモーター機能を有する植物プロモーターの提供。テッポウユリの花粉母細胞より、特定の塩基配列から成るプロモーターが提供された。ルシフェラーゼ活性測定による転写活性化の評価により、当該プロモーターの作用を検討したところ、本発明のプロモーターは減数分裂期の葯において特異的に転写活性化をもたらした。よって、本発明のプロモーターが、減数分裂細胞において特異的にプロモーターとして機能する作用が示された。
従来技術、競合技術の概要 プロモーターとは、ゲノムDNA配列上に存在する、転写(mRNA合成)の開始を規定するシグナルである。転写開始点の近傍上流には、転写開始に必要なTATAボックスと呼ばれる開始点が存在し、この部位が転写開始点に必要であると考えられている。遺伝子組み換え技術において、目的の遺伝子を人為的に導入し発現させるためには、強力なプロモーターが有用であり、例えばカリフラワーモザイクウイルス(CaMV)の35Sプロモーターは構成的に発現する性質を持ち、これまで頻繁に用いられてきた。しかし、時間的、空間的に極めて限定された遺伝子発現制御が望まれる場合には、組織特異的、時期特異的なプロモーターを使用する必要がある。従来、生殖細胞における特異的な遺伝子発現を司るプロモーター配列として、花粉特異的なプロモーターの報告はあるが、減数分裂期において特異的な発現を示すプロモーターは見出されておらず、減数分裂期に減数分裂特異的に発現するプロモーターの取得とその利用が望まれていた。これまでに、減数分裂に伴って発現する遺伝子のプロモーターとしては、ただ一例のみシロイヌナズナのAtDMC1遺伝子の報告があるが(Klimyukand Jones,Plant J.11:1-14(1997))、その発現特異性は厳密でなく、根で非常に高い発現レベルを示し、分裂期の体細胞においても発現することが示されている(Doutriaux et al.,Mol Gen Genet 257:283-91(1998))。一方、分裂酵母の減数分裂特異的な遺伝子であるmei2のプロモーターを植物細胞において一過的に発現させ、その機能を観察した研究があるが、それらは形質転換植物などを用いておらず、培養細胞における知見であり、組織、器官レベルの知見は全く得られていない(Tabata et al.,Plant Sci 8931-41 (1993))。
産業上の利用分野 減数分裂細胞において特異的にプロモーター機能を有する植物プロモーター及びその利用方法
特許請求の範囲 【請求項1】 減数分裂細胞に於いて特異的にプロモーター機能を有し、配列表の配列番号1記載の、塩基番号1-1309で示される塩基配列からなることを特徴とする、植物プロモーター。
【請求項2】 減数分裂細胞に於いて特異的にプロモーター機能を有し、配列表の配列番号2記載の、塩基番号1-1461で示される塩基配列からなることを特徴とする、植物プロモーター。
【請求項3】 請求項1又は2記載の植物プロモーターを挿入した、発現ベクター。
【請求項4】 請求項1又は2記載の植物プロモーターを発現ベクターに挿入し、当該発現ベクターを植物細胞に導入して形質転換細胞を得て、当該形質転換細胞から植物種子を得て、当該植物種子から形質転換植物を生産する過程より構成される事を特徴とする、形質転換植物の生産方法。
【請求項5】 請求項1又は2記載の植物プロモーターを挿入した、形質転換植物。
【請求項6】 請求項5記載の形質転換植物由来の植物種子。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

05218_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、下記「問合せ先」までお問い合わせください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close