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ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg遺伝子の有無を識別するためのプライマ―セット、Ryadg遺伝子の有無を識別する方法、Ryadg遺伝子のSCARマ―カ―として使用可能なポリメラ―ゼ連鎖反応生成物 コモンズ

国内特許コード P03A001166
整理番号 U1998P149
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願平11-110570
公開番号 特開2000-300296
登録番号 特許第3047022号
出願日 平成11年4月19日(1999.4.19)
公開日 平成12年10月31日(2000.10.31)
登録日 平成12年3月24日(2000.3.24)
発明者
  • 渡邊 和男
  • 笠井 和江
  • 古澤 巌
出願人
  • 国立大学法人京都大学
発明の名称 ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg遺伝子の有無を識別するためのプライマ―セット、Ryadg遺伝子の有無を識別する方法、Ryadg遺伝子のSCARマ―カ―として使用可能なポリメラ―ゼ連鎖反応生成物 コモンズ
発明の概要 ポテトポティウイルスYに対する高度抵抗性遺伝子であるRyadg を、効率的かつ簡便に検出するための方法を開発する。本発明のプライマーを用いてポリメラーゼ連鎖反応を行う事により、SCARマーカーの生成によりRyadg 遺伝子型を識別する方法が与えられた。
従来技術、競合技術の概要 ポテトポティウイルスY(PVY )は、ジャガイモ、トマト、タバコ等を含むナス科植物に対する最も重要な病原性ウイルスの一種である 。PVY はしばしばアブラムシによって伝搬され、世界中で収量の低下を引き起こしており、特に北欧、ロシア、カナダ及び米国で大きな被害をもたらしている。ジャガイモ及びその近縁種では、種々のPVY 抵抗性遺伝子が見つかっている。PVY 抵抗性機構は2種類あり、それぞれ異なる単一優性遺伝子によって支配されている。その一つは過敏感反応抵抗性(Hypersensitive Reaction )と呼ばれ、ウイルスの感染後、感染部周辺の細胞死によりウイルスの移行を防ぐ機構で、単一優性遺伝子Nyによって支配されている。他方は高度抵抗性(Extreame resistance )と呼ばれる免疫型抵抗性で、単一優性遺伝子Ryに支配されている。下記において、ジャガイモのPVY 抵抗性の表現型について、高度抵抗性をH、過敏感反応抵抗性をE、PVY に対する感受性をS(susceptible )と示す。Solanum tuberosum ssp. andigena およびS. stoloniferum におけるPVY 抵抗性遺伝子Ryadg およびRysto は非常に高い免疫型抵抗性を示すことが知られており、ジャガイモ育種に広く利用されている。
産業上の利用分野 ジャガイモのポテトポティウイルスYに対する高度抵抗性に関与する遺伝子であるRyadgのSCARマーカー、及びRyadg遺伝子を検出するための、効率的かつ簡便な方法
特許請求の範囲 【請求項1】 ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg遺伝子の有無を、ポリメラーゼ連鎖反応によるSCARマーカーの生成により識別する事を可能とする作用を有し、配列表の配列番号1記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成される、プライマーセット。
【請求項2】 ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg遺伝子の有無を、ポリメラーゼ連鎖反応によるSCARマーカーの生成により識別する事を可能とする作用を有し、配列表の配列番号5記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成される、プライマーセット。
【請求項3】 配列表の配列番号1記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成されるプライマーセットを使用して、ジャガイモより抽出したDNA につきポリメラーゼ連鎖反応を行い、SCARマーカーの存在により当該ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg 遺伝子の有無を識別する事を特徴とする、Ryadg 遺伝子の有無を識別する方法。
【請求項4】 配列表の配列番号5記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成されるプライマーセットを使用して、ジャガイモより抽出したDNA につきポリメラーゼ連鎖反応を行い、SCARマーカーの存在により当該ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg 遺伝子の有無を識別する事を特徴とする、Ryadg 遺伝子の有無を識別する方法。
【請求項5】 配列表の配列番号1記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成されるプライマーセットを使用して、ジャガイモより抽出したDNA につきポリメラーゼ連鎖反応を行う事により得られ、ポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg 遺伝子のSCARマーカーとして使用可能である事を特徴とする、ポリメラーゼ連鎖反応生成物。
【請求項6】 配列表の配列番号5記載の塩基配列より成るプライマー及び配列表の配列番号10記載の塩基配列より成るプライマーより構成されるプライマーセットを使用して、ジャガイモより抽出したDNA につきポリメラーゼ連鎖反応を行う事により得られ、ポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg 遺伝子のSCARマーカーとして使用可能である事を特徴とする、ポリメラーゼ連鎖反応生成物。
【請求項7】 ジャガイモのポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg遺伝子の有無を、ポリメラーゼ連鎖反応によるSCARマーカーの生成により識別するためのプライマー塩基配列の設計方法であって、配列表の配列番号3記載の塩基配列と配列表の配列番号4記載の塩基配列の比較を行い、両者の相違部分を含むようにプライマー塩基配列の設計を行う過程より構成される事を特徴とする、プライマー塩基配列の設計方法。
【請求項8】 ポテトポティウイルスYの抵抗性に関与するRyadg 遺伝子と連鎖しており、配列表の配列番号3記載の塩基配列より成る事を特徴とする、ポリメラーゼ連鎖反応生成物。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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