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メタン菌を用いた浄化装置

国内特許コード P03A001426
整理番号 U1998P021
掲載日 2003年8月28日
出願番号 特願平10-200169
公開番号 特開2000-033394
登録番号 特許第2920531号
出願日 平成10年7月15日(1998.7.15)
公開日 平成12年2月2日(2000.2.2)
登録日 平成11年4月30日(1999.4.30)
発明者
  • 前川 孝昭
出願人
  • 国立大学法人筑波大学
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 メタン菌を用いた浄化装置
発明の概要 メタン菌を用いた浄化装置は、きわめて有用な浄化装置であるが、メタン菌の発酵能を維持するために、寒冷地では外部熱源による加温が必要であり、該浄化装置を寒冷地で使用するのは、コスト的に困難であった。このような課題を解決するために、本発明は、外部熱源による加温を必要とせず、且つ高い有機物分解能を保持したメタン菌浄化装置を提供することを目的とする。本発明は、光合成細菌を固定化した好気反応槽の中に、従来のメタン菌発酵装置を収容したメタン菌浄化装置を提供する。光合成細菌は、汚水中の有機物を分解するとともに、有機物および有機酸の酸化反応時に熱を発するので、本発明の装置は、外部熱源を一切必要としない。
従来技術、競合技術の概要 メタン菌を用いた浄化装置(以下メタン菌浄化装置)は、メタン菌の発酵作用により、農業廃水、生活排水などの汚水中の有機物を分解して、汚水を浄化するためのバイオリアクターであり、優れた浄化特性を有するのみならず、メタン菌が産するメタンをエネルギー源として回収し、再利用できるという大きな利点を有する。このような目的のために使用し得るメタン菌浄化装置として、2相式メタン発酵装置が開発され、本発明者によって既に文献に発表されている(前川孝昭、農業技術体系・畜産編、追録12号(1993)、農山漁村文化協会)。しかし、該装置の場合、メタン菌の発酵作用を十分に得るためには、外部熱源を用いて汚水を37~54℃に加温する必要があり、エネルギー消費量およびランニングコストが大きいという欠点がある。そのため、従来のメタン菌浄化装置は、特に寒冷地で使用するには不適当であり、寒冷地の酪農地帯の河川、湖沼などの水質汚染を解消するために用いることが困難であった。
産業上の利用分野 メタン菌を用いて有機系廃水を浄化するための浄化装置
特許請求の範囲 【請求項1】 メタン菌を用いて有機系廃水を浄化するための装置であって、(a)光合成細菌を固定化した担体および送液ポンプが配置され、内壁又は外壁にブロアが装着された好気反応槽と、(b)該好気反応槽に収容された2相式メタン発酵槽であって、酸発酵槽およびメタン発酵槽から構成され、該酸発酵槽が前記送液ポンプに接続されたパイプを通じて前記好気反応槽と接続されている2相式メタン発酵槽とを具備する浄化装置。
【請求項2】請求項1に記載の浄化装置であって、前記好気反応槽が満水になった後に、前記好気反応槽に装着されたブロアにより、前記好気反応槽に空気を送り、一定時間経過後、時限装置により自動的に前記酸発酵槽に送液することを特徴とする浄化装置。
産業区分
  • 衛生設備
  • 微生物工業
  • 廃水処理
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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05257_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
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