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透明イットリア焼結体の製造方法

国内特許コード P03A001534
掲載日 2003年11月18日
出願番号 特願平09-367223
公開番号 特開平11-189413
登録番号 特許第3125067号
出願日 平成9年12月25日(1997.12.25)
公開日 平成11年7月13日(1999.7.13)
登録日 平成12年11月2日(2000.11.2)
発明者
  • 池上 隆康
  • 斎藤 紀子
出願人
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
発明の名称 透明イットリア焼結体の製造方法
発明の概要 焼結密度が高く透明性の優れた酸化イットリウム焼結体の製造。30℃よりも低い温度で、0.02モル/リットル以上2モル/リットル以下の濃度のイットリウム塩を含む溶液に塩基剤を加えて、厚さが20nm以下の多数の薄片状粒子が、互いに卓面と端面をカードハウス状に接合した状態で凝集した直径が0.5μm以上の凝集粒子である水酸化イットリウムを生成し、該水酸化イットリウムにイットリウムイオンの量に対して10-3倍から1倍の硫酸イオンに相当する硫酸イオンを含む化合物を添加し、加え終わった時点でpH5以上となるようにし、900℃以上で仮焼して一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下の範囲にある酸化イットリウム粉末を形成し、該酸化イットリウム微粉末を成形した後、窒素原子やアルゴン原子のように酸化イットリウム中を実質的に拡散できない一種または二種以上の原子のガスの分圧の合計が1/3気圧以下の雰囲気で、1500℃以上2000℃以下の温度で焼成することを特徴とする酸化イットリウム透明焼結体の製造方法。
従来技術、競合技術の概要 酸化イットリウムは、現在、主に酸化ジルコニウムの安定化剤として、あるいは窒化ケイ素、炭化ケイ素、窒化アルミニウム等の緻密化促進剤等として利用されている。しかしながら、酸化イットリウムの有する融点が高く、透明で耐食性に優れている等の優れた長所を生かした耐食・耐熱材料、レーザーのホスト材料、高圧Na発光管等に適する酸化イットリウムを主成分とした材料の開発が期待されている。高純度酸化イットリウムの主な製造方法としては、シュウ酸塩熱分解法、炭酸塩熱分解法、水酸化物熱分解法等がある。これらの方法で得られた酸化イットリウム粉末が焼結用の原料として用いられている。
産業上の利用分野 水酸化イットリウムを仮焼して得た一次粒子が個々に分離した状態で存在して、しかも粒度分布が狭い易焼結性酸化イットリウム微細粉末の製造方法およびその粉末を用いた各種発光管、レーザー材料、高温用の窓等に使用可能な透明焼結体の製造方法
特許請求の範囲 【請求項1】 30℃よりも低い温度で、0.02モル/リットル以上2モル/リットル以下の濃度のイットリウム塩を含む溶液に塩基剤を加えて、厚さが20nm以下の多数の薄片状粒子が、互いに卓面と端面をカードハウス状に接合した状態で凝集した直径が0.5μm以上の凝集粒子である水酸化イットリウムを生成し、該水酸化イットリウムに、イットリウムイオンの量に対して10-3倍から1倍の硫酸イオンに相当する硫酸イオンを含む化合物を添加し、添加し終った時点でpH5以上であり、この凝集粒子を900℃以上で仮焼して一次粒子の平均粒径が30nm以上500nm以下の範囲にある粉末を形成することを特徴とする易焼結性酸化イットリウム粉末の製造方法。
【請求項2】 請求項1の製造方法で製造した酸化イットリウム微粉末を成形した後、窒素原子やアルゴン原子のように酸化イットリウム中を実質的に拡散できない一種または二種以上の原子のガスの分圧の合計が1/3気圧以下の雰囲気で、1500℃以上2000℃以下の温度で焼成することを特徴とする酸化イットリウム透明焼結体の製造方法。
産業区分
  • 無機化合物
  • 窯業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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