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植物プロトプラストによる非セルロース系カロース繊維体の産生方法とカロース繊維体

国内特許コード P03A001858
整理番号 有機材料-59
掲載日 2003年10月1日
出願番号 特願2000-220419
公開番号 特開2002-034586
登録番号 特許第3936522号
出願日 平成12年7月21日(2000.7.21)
公開日 平成14年2月5日(2002.2.5)
登録日 平成19年3月30日(2007.3.30)
発明者
  • 近藤 哲男
  • 馬越 淳
  • 安部 久
  • 笹本 浜子
出願人
  • 独立行政法人森林総合研究所
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 植物プロトプラストによる非セルロース系カロース繊維体の産生方法とカロース繊維体
発明の概要 【課題】 従来の天然繊維と比較しても、環境に対して低負荷であり、エネルギー消費も少ない新しい方策を提供することを課題としている。
【解決手段】 植物プロトプラスト培養系に無機イオンを添加し、植物プロトプラストに非セルロース系のカロース繊維体を産生させる。
従来技術、競合技術の概要


各種の繊維材料が、長繊維あるいは短繊維として、産業や社会生活の広範囲な領域において欠くことのできないものとなっている。このような繊維材料としては、現在、主に天然セルロース並びにレーヨン、テンセル等の再生セルロース繊維と、石油化学による合成繊維が知られている。



しかしながら、合成繊維は、石油からの繊維の原料調製とその加工のための多量のエネルギーを必要としており、再生することのできない石油資源を使用していることや、合成繊維の廃棄物処理にともなう環境処理問題等の観点から大きな問題をかかえてきている。一方、天然セルロースや再生セルロース繊維は、植物由来の天然物を利用していることから脱石油の可能性を持つものとして考えられているが、実際には、前記のレーヨン、テンセルの場合、一旦セルロースを溶解させた後に再生して繊維化しているため、エネルギー的には、必ずしも低消費の生産とは言えないのが実情である。



環境調和型社会を目指す21世紀においては、低エネルギーで繊維材料を生産することのできる方策が望まれる状況であり、天然や再生セルロースの生産における問題点を解消することのできる新しい技術的アプローチと手段を実現することが要望されている。



この出願の発明は、上記のとおりの事情に鑑みてなされたものであって、従来の天然繊維と比較しても、環境に対して低負荷であり、エネルギー消費も少ない新しい方策を提供することを課題としている。

産業上の利用分野


この出願の発明は、植物プロトプラストによる非セルロース系カロース繊維体の産生方法とカロース繊維体に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
植物プロトプラスト培養系に濃度50~400mMの範囲のCa2+,Mg2+およびNa+のいずれかの無機イオンを添加し、植物プロトプラストに非セルロース系のカロース繊維体を産生させることを特徴とする植物プロトプラストによる非セルロース系カロース繊維体の産生方法。

【請求項2】
培養系のpH値を2~6.5の範囲とする請求項1の非セルロース系繊維体の産生方法。

【請求項3】
請求項1または2の植物プロトプラストによる非セルロース系カロース繊維体の産生方法で産生されるカロース繊維体であって、細胞壁の外に向かって形成され、β-1,3グルカン鎖からなり、へリックス構造を有するアルカリ可溶な繊維状体である非セルロース系カロース繊維体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2000220419thum.jpg
出願権利状態 登録


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