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騒音源の種類を特定する方法、その装置および媒体 コモンズ 新技術説明会

国内特許コード P03A001872
整理番号 U2000P056
掲載日 2004年4月16日
出願番号 特願2000-246418
公開番号 特開2002-062186
登録番号 特許第3350713号
出願日 平成12年8月15日(2000.8.15)
公開日 平成14年2月28日(2002.2.28)
登録日 平成14年9月20日(2002.9.20)
発明者
  • 安藤 四一
  • 酒井 博之
出願人
  • 学校法人神戸大学
発明の名称 騒音源の種類を特定する方法、その装置および媒体 コモンズ 新技術説明会
発明の概要 本発明は、航空機騒音や自動車騒音などの地域環境騒音の計測・心理評価の方法及び装置に関するものである。特にバイノーラル方式による騒音の計測・心理評価の方法及び装置に関するものである。時間領域において時々刻々変化する自己相関関数及び相互相関関数から導出される物理ファクターを用いて、騒音源の種類を特定する方法、装置及び媒体を提供する。音響信号記録ステップと、この音響信号からフーリエ変換を用いて自己相関関数(ACF)を算出するACF演算ステップと、この算出されたACFから各ACFファクターを求めるACFファクター演算ステップと、この求めた各ACFファクターを用いて騒音源の種類を判定する判定ステップとを含むことを特徴とする。これにより未知の騒音源の種類が、何の種類の騒音(例えば自動車、航空機などの騒音)であるのか、更にその車種、機種までを特定することができる。
従来技術、競合技術の概要 従来、航空機騒音や自動車騒音などの地域環境騒音は、モノオーラル方式による騒音計を用いて測定した音圧レベルやその周波数特性に関して議論されてきた。しかし、上述したモノオーラル方式により測定された物理的ファクターのみでは人間の主観的応答を表わすには不十分かつ不適切であることがわかってきた。また、コンサートホール音響学では、バイノーラル方式により、ホールの物理的なデータと心理的(主観的)な関連性が明らかとなってきているが、騒音の分野においてはモノオーラル方式に関するものが殆どである。
産業上の利用分野 航空機騒音や自動車騒音などの地域環境騒音の計測・心理評価の方法及び装置、特にバイノーラル方式による騒音の計測・心理評価の方法及び装置
特許請求の範囲 【請求項1】 環境騒音の音響信号を採取する音声採取ステップと、この採取された音響信号を記録する音響信号記録ステップと、この記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACFを計算するACF演算ステップと、この算出されたACFから前記演算手段を用いて、ACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1を求めるACFファクター演算ステップと、この求めたACFファクターに基づき前記演算手段を用いて騒音源の種類を判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする騒音源の種類を特定する方法。
【請求項2】 請求項1に記載の騒音源の種類を特定する方法において、前記騒音源の種類を判定する判定ステップが、これらの計算されたACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1からその対数をそれぞれ求め、求めた対数の各々と、予め作成してある騒音源の各ACFファクター毎の対応するテンプレートの対数との差の絶対値である距離、をそれぞれ求めるステップと、予めACFファクターの各々の算術平均の標準偏差であるSを、ACFファクターの全カテゴリーに対する標準偏差の算術平均であるSで除算し、この除算したものの平方根である重み係数を各ACFファクター毎に求めるステップと、求めたそれぞれの距離に、予め求めておいた対応する各ACFファクターの重み係数を乗算し、合計の距離を求める合計距離演算ステップと、求めた合計距離と、格納されているテンプレートの距離とを比較し、最も近いテンプレートの1つを選択する比較・選択ステップと、を含むことを、特徴とする騒音源の種類を特定する方法。
【請求項3】 音声採取手段を用いて環境騒音の音響信号を記録する音響信号記録手段と、この記録された音響信号から演算手段を用いてフーリエ変換により自己相関関数ACFを計算するACF演算手段と、この計算されたACFから前記演算手段を用いて、ACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1を求めるACFファクター演算手段と、この求めたACFファクターに基づき前記演算手段を用いて騒音源の種類を判定する判定手段と、を含むことを特徴とする騒音源の種類を特定する装置。
【請求項4】 請求項3に記載の騒音源の種類を特定する装置において、前記騒音源の種類を判定する判定手段が、これらの計算されたACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1からその対数をそれぞれ求め、求めた対数の各々と、予め作成してある騒音源の各ACFファクター毎の対応するテンプレートの対数との差の絶対値である距離をそれぞれ求める手段と、予めACFファクターの各々の算術平均の標準偏差であるSを、ACFファクターの全カテゴリーに対する標準偏差の算術平均であるSで除算し、この除算したものの平方根である重み係数を各ACFファクター毎に求める手段と、求めたそれぞれの距離に、予め求めておいた対応する各ACFファクターの重み係数を乗算し、合計の距離を求める合計距離演算手段と、求めた合計距離と、格納されているテンプレートの距離とを比較し、最も近いテンプレートの1つを選択する比較・選択手段と、を具えることを、特徴とする騒音源の種類を特定する装置。
【請求項5】 環境騒音の音響信号を採取する音声採取ステップと、この採取された音響信号を記録する音響信号記録ステップと、この記録された音響信号から演算手段を用いて自己相関関数ACFを計算するACF演算ステップと、この算出されたACFから前記演算手段を用いて、ACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1を求めるACFファクター演算ステップと、この求めたACFファクターに基づき前記演算手段を用いて騒音源の種類を判定する判定ステップと、を含むことを特徴とする、騒音源の種類を特定するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
【請求項6】 請求項5に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体において、前記騒音源の種類を判定する判定ステップが、これらの計算されたACFファクターである遅れ時間が0で表わされるエネルギーΦ(0)、有効継続遅延時間τe、ACFの第1ピークまでの遅延時間τ1、正規化したACFの第1ピークの振幅φ1からその対数をそれぞれ求め、求めた対数の各々と、予め作成してある騒音源の各ACFファクター毎の対応するテンプレートの対数との差の絶対値である距離をそれぞれ求めるステップと、予めACFファクターの各々の算術平均の標準偏差であるSを、ACFファクターの全カテゴリーに対する標準偏差の算術平均であるSで除算し、この除算したものの平方根である重み係数を各ACFファクター毎に求めるステップと、求めたそれぞれの距離に、予め求めておいた対応する各ACFファクターの重み係数を乗算し、合計の距離を求める合計距離演算ステップと、求めた合計距離と、格納されているテンプレートの距離とを比較し、最も近いテンプレートの1つを選択する比較・選択ステップと、を含むことを特徴とする、騒音源の種類を特定するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な媒体。
産業区分
  • 測定
  • 電子応用機器
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
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