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組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法

国内特許コード P03A001901
整理番号 A121P66
掲載日 2003年10月1日
出願番号 特願2000-273187
公開番号 特開2002-080501
登録番号 特許第4187917号
出願日 平成12年9月8日(2000.9.8)
公開日 平成14年3月19日(2002.3.19)
登録日 平成20年9月19日(2008.9.19)
発明者
  • 田中 順三
  • 田口 哲志
  • 宮崎 匡輔
  • 佐倉 義幸
  • 大塚 龍郎
  • 萬代 佳宣
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
  • 独立行政法人物質・材料研究機構
  • 生化学工業株式会社
  • 新田ゼラチン株式会社
発明の名称 組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法
発明の概要 鋳型に入れて成型が可能である系において、軟骨、肝臓、血管、神経等、さまざまな組織再生マトリックスとして使用できる、各組織に極めて類似した物性を示し、生物学的機能も優れている組織再生材料の開発を目的とする。グリコサミノグリカンとポリカチオンを縮合反応により架橋した組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-ポリカチオン複合体。グリコサミノグリカンとポリカチオンをポリイオンコンプレックスを形成しない塩濃度で縮合剤として水溶性カルボジイミドを用いた縮合反応により架橋することによって製造する。
従来技術、競合技術の概要
軟骨は非常に再生しにくい臓器であるが、加齢やスポーツ障害による変形性関節症等の関節疾患の対策として軟骨再生材料の開発が切望されている。軟骨組織の主成分は、II型コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸鎖が豊富なプロテオグリカンである。これまで、ハイドロキシアパタイト-II型コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸自己組織化体が、invivoにおいてある程度軟骨再生を促進する結果が得られている。
【0003】
また、これまで、ヒアルロン酸を架橋剤(ジアミン、ジエポキシ、エピクロロヒドリン)により架橋したもの、縮合剤(水溶性カルボジイミド)により架橋したもの、ヒアルロン酸のカルボキシル基の部分に疎水基を導入したもの等が報告されている。
【0004】
また、グリコサミノグリカン(GAG)-コラーゲン複合体の調製は、コラーゲン溶液を凍結乾燥したコラーゲンマトリックスへのGAGの固定化(J.S.Pieper et al.,「Biomaterials」, 2000,21:581-593)やGAG-コラーゲンコンプレックスを化学架橋する手法が取られていた(特表平6-505642号公報、特開平7-196704号公報)。
産業上の利用分野
本発明は、軟骨等の組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン(GAG)-コラーゲン複合体の製造方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】グリコサミノグリカンとコラーゲンを縮合反応により架橋したグリコサミノグリカン-とコラーゲン複合体を製造する方法において、
グリコサミノグリカンとコラーゲンの混合水溶液に水に溶解する塩を存在させることによってグリコサミノグリカンとコラーゲンがポリイオンコンプレックスを形成するのを抑制しつつ、縮合剤として水溶性カルボジイミドを用いた縮合反応により架橋することを特徴とする組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法。
【請求項2】縮合剤として水溶性カルボジイミドと2-ヒドロキシスクシンイミドを組み合わせて用いることを特徴とする請求項1記載のグリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法。
【請求項3】グリコサミノグリカンがヒアルロン酸であり、コラーゲンがII型コラーゲンであり、塩がNaClであり、塩濃度が0.4±0.05Mであることを特徴とする請求項1又は2記載のグリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法。
【請求項4】縮合反応前のゾル状の水溶液を鋳型に流し込み、次いで縮合反応を行なうことによって耳、鼻、又は軟骨欠損部の形状を形成することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のグリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法。
【請求項5】架橋によって形成したグリコサミノグリカン-コラーゲン複合体のハイドロゲルからなるマトリックスを水で洗浄し、マトリックス中の塩のイオン、水溶性カルボジイミド、および副生成物を除去することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のグリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法。
産業区分
  • 高分子化合物
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 分子複合系の構築と機能 領域
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