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Ni-Ti-Zr系Ni基非晶質合金 コモンズ

国内特許コード P03A001912
整理番号 E051P17
掲載日 2003年10月1日
出願番号 特願2000-291614
公開番号 特開2002-105608
登録番号 特許第3710698号
出願日 平成12年9月26日(2000.9.26)
公開日 平成14年4月10日(2002.4.10)
登録日 平成17年8月19日(2005.8.19)
発明者
  • 井上 明久
  • 張 涛
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 Ni-Ti-Zr系Ni基非晶質合金 コモンズ
発明の概要 【課題】 非晶質形成能が高く、機械的性質および化学的性質に優れたNi基非晶質合金の開発。
【構成】 式:Ni100-a-b-c Tia Zrbc [式中、Mは、Si、B、Snよりなる群から選択される1種または2種の元素であり、a、bおよびcは、それぞれ原子%を表し、15≦a≦30、5≦b≦30、2≦c≦7、40≦a+b+c≦60を満足する]で示される組成を有する非晶質相が体積百分率で50%以上のNi-Ti-Zr系非晶質合金。
従来技術、競合技術の概要


Ni基非晶質合金では、従来、主に、磁気的性質について着目した研究が行われてきた。これらのNi基非晶質合金は、Ni-半金属(Si,B,P,C)系で示される組成を有し、主に単ロール法により作製されたリボン状材料で研究がなされた。



一方、本発明者らは、実使用を鑑みた大形状Ni基非晶質合金、言い換えれば非晶質形成能に優れたNi基非晶質合金に関する研究開発を進め、Ni-Si-BまたはNi-Si-B-X(X=Fe,Mn,Cr,Ti,Zr,Al,V,Mo,Nbの1種以上)組成の非晶質と結晶質との混相からなる合金(特開平5-70903号公報、特開平5-287470号公報)、Ni-P-M(M=Ti,Zr,Hf,Nb,Taの1種以上)組成の非晶質相を体積%で90%以上含む合金(特開2000-87197号公報)を発明した。



また、Ti系非晶質合金は、他の非晶質合金に比べ格段に優れた耐食性を有し、人体への悪影響も少ないため、新しいタイプの非晶質合金として構造材料、医用材料、化学材料等の分野への応用が期待されており、50℃以上の過冷却液体領域と1000MPaを超える強度を兼ね備えたTi-Ni-Cu-(Fe,Co、Ζr、Hf)系非晶質合金が開発され、公知となっている(特開平6-264199号公報および特開平6-264200号公報)。



本発明者らは、Ti-TM系[TM:Fe、Co、NiおよびCuよりなる群から選択される1種または2種以上の元素]に特定量のZr、およびAl、Si、SnおよびSbよりなる群から選択される1種または2種以上の元素を添加した合金組成からなり、実用に耐え得る強度と大きな非晶質形成能を兼ね備えたTi系非晶質合金を見出し、特許出願した(WO99/49095号公報)。

産業上の利用分野


本発明は、非晶質形成能が高く、機械的性質および化学的性質に優れたNi-Ti-Zr系Ni基非晶質合金に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
式:Ni100-a-b-c Tia Zrb c [式中、Mは、Sn、またはSnおよびBであり、a、bおよびcは、それぞれ原子%を表し、15≦a≦30(ただし、a=30を除く)、5≦b≦30、2≦c≦7、40≦a+b+c≦60を満足する]で示される組成を有し、30K以上の過冷却液体領域と0.55以上の換算ガラス化温度を有する非晶質相を体積百分率で50%以上含むNi-Ti-Zr系Ni基非晶質合金。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2000291614thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) ERATO 井上過冷金属プロジェクト 領域
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