TOP > 国内特許検索 > アセチルリジン認識モノクローナル抗体及びその製造方法

アセチルリジン認識モノクローナル抗体及びその製造方法 コモンズ

国内特許コード P03A002024
整理番号 A131P07
掲載日 2003年10月1日
出願番号 特願2001-074263
公開番号 特開2002-272457
登録番号 特許第4583638号
出願日 平成13年3月15日(2001.3.15)
公開日 平成14年9月24日(2002.9.24)
登録日 平成22年9月10日(2010.9.10)
発明者
  • 小松 靖彦
  • 吉田 稔
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 アセチルリジン認識モノクローナル抗体及びその製造方法 コモンズ
発明の概要 【課題】 隣接のアミノ酸の種類に依存せずにNε-アセチルリジン残基を認識し得る抗アセチルリジンモノクローナル抗体とその製造法の提供。
【解決手段】 軽鎖が、不変領域がマウスモノクローナル抗体の特定のアミノ酸配列からなり、可変領域がマウス由来の特定のアミノ酸配列又は該アミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなるものであって、且つ、重鎖が、不変領域がマウス由来の特定のアミノ酸配列からなり、可変領域がマウス由来の特定のアミノ酸配列又は該アミノ酸配列において1若しくは数個のアミノ酸が欠失、置換若しくは付加されたアミノ酸配列からなる、蛋白質中のNε-アセチルリジンを認識するに際し、隣接のアミノ酸の種類に特に依存せず広範囲の隣接アミノ酸を許容し得るモノクローナル抗体と、化学的にアセチル化した蛋白質を抗原として用いる該モノクローナル抗体の製造方法。
従来技術、競合技術の概要


近年真核生物の遺伝子発現制御においてコアヒストンのN末端領域のリジン残基のNε-アセチル化が重要な役割を果たしていることが明らかになってきた。そのアセチル化を担う酵素であるヒストンアセチルトランスフェラーゼ及び脱アセチル化を担う酵素であるヒストンデアセチラーゼは1996年に初めてクローニングされたが、その後同活性を有する分子が複数見出されてきている。また、近年ではヒストン以外にp53、TCF、HMG-1等種々の非ヒストン蛋白質がアセチル化を受けることが明らかにされてきており、アセチル化はリン酸化に匹敵する広範な役割を果たす翻訳後修飾である可能性が指摘されるようになった。
上記の様な未知の新規アセチル化蛋白質を検索するためにはNε-アセチルリジン残基を特異的にかつ隣接アミノ酸のいかんを問わず認識するプローブ分子が有用であることは論を待たない。その様な目的に最もかなった分子としては抗体が考えられるが、これまでに隣接アミノ酸の種類によらず様々な状況下のアセチルリジンを認識できる抗体はほとんど報告されていなかった。

産業上の利用分野


本発明は新規なモノクローナル抗体及びその製造方法に関する。詳しくは、隣接のアミノ酸の種類に依存せずに蛋白質中のNε-アセチルリジン残基を認識し得るモノクローナル抗体とその製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ε-アセチルリジンを認識するモノクローナル抗体であって、
(1)軽鎖の可変領域が配列番号:2、5、6又は7に記載されたアミノ酸配列からなるものであって、且つ、(2)重鎖の可変領域が配列番号:4、8、9又は10に記載されたアミノ酸配列からなるものである、モノクローナル抗体。

【請求項2】
モノクローナル抗体が、(1)軽鎖の不変領域が配列番号:1に記載されたアミノ酸配列からなり、且つ、(2)重鎖の不変領域が配列番号:3に記載されたアミノ酸配列からなるものである請求項に記載のモノクローナル抗体。

【請求項3】
請求項1又は2に記載のNε-アセチルリジンを認識するモノクローナル抗体をコードする遺伝子

【請求項4】
(1)軽鎖をコードする遺伝子が配列番号:11~14のいずれかに記載された塩基配列からなるか、又は、(2)重鎖をコードする遺伝子が配列番号:15~18に記載された塩基酸配列からなる、請求項3に記載の遺伝子

【請求項5】
化学的にアセチル化した、分子内に複数のリジンを有する蛋白質を抗原として用いることを特徴とする請求項1又は2に記載のモノクローナル抗体の製造方法。

【請求項6】
化学的にアセチル化した蛋白質がアセチル化したムラサキカサガイヘモシアニンである請求項に記載の製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

05610_03SUM.gif
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST ゲノムの構造と機能 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close