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射出装置

国内特許コード P03A003212
掲載日 2003年12月22日
出願番号 特願2002-040210
公開番号 特開2003-236395
登録番号 特許第3726104号
出願日 平成14年2月18日(2002.2.18)
公開日 平成15年8月26日(2003.8.26)
登録日 平成17年10月7日(2005.10.7)
発明者
  • 澤井 秀次郎
  • 橋本 樹明
  • 久保田 孝
  • 川口 淳一郎
出願人
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 射出装置
発明の概要 【課題】簡単で安価な構成で無重量状態を検知できる射出装置を提供する。
【解決手段】射出装置は供試体1を付勢するコイルバネ2と、一端が供試体1に固定されているロープ1aと、互いに上下に対向し、ロープ1aの他端を上下から挟持する上側部材5及び下側部材22と、上側部材5の上に取り付けられている重量体3とを備えている。重量状態のときには、供試体1がロープ1aに引っ張られていてコイルバネ2により付勢されている状態で、重量体3により上側部材5が下方に押されていてロープ1aの他端が上側部材5及び下側部材22により挟持されている。重量状態から無重量状態になったときに、重量体3により上側部材5が押されなくなり、挟持が解除され、供試体1はコイルバネ2により押されて射出される。
従来技術、競合技術の概要


無重量環境下、例えば落下塔などを利用した無重量実験で実現される環境下では、供試体を所望の初期速度で射出する射出装置がしばしば用いられる。このような実験では、落下塔内で実験室を落下させ、無重量状態の実験室内で供試体を射出し、無重量状態での供試体の軌跡などを観測する。無重量状態が維持される時間は短いので、重量状態から無重量状態になると同時に供試体が射出されることが必要とされている。



従来の射出装置は、重量状態から無重量状態になったときに信号を発信するセンサーを有している。センサーからの信号は処理部に送られ、処理部はこの信号に応じて射出装置に供試体を射出させる。

産業上の利用分野


本発明は、供試体を射出する射出装置に関する。特に、無重量環境下で供試体を所望の初期速度で射出する射出装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】重量状態から無重量状態になったときに供試体を射出する射出装置であって、
供試体を付勢する付勢手段と、
一端が供試体に固定されていて、前記付勢手段により供試体が付勢されるよう供試体を引っ張るロープと、
互いに上下に対向し、前記ロープの他端に設けられた被挟持部を上下から挟持する上側部材及び下側部材と、
前記上側部材の上に取り付けられている重量体と、
を備えており、
重量状態のときには、供試体がロープに引っ張られていて付勢手段により付勢されている状態で、重量体により上側部材が下方に押されていて被挟持部が上側部材及び下側部材により挟持されており、
重量状態から無重量状態になったときに、重量体により上側部材が押されなくなり、被挟持部での挟持が解除され、供試体は付勢手段により押されて射出されることを特徴とする射出装置。
【請求項2】前記射出装置は、供試体が射出される方向が所望の方向に向くよう、前記付勢手段を方向付ける配向機構をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の射出装置。
【請求項3】重量状態から無重量状態になったときに供試体を射出する射出装置であって、
供試体を付勢する付勢手段と、
前記付勢手段により供試体が付勢された状態になるよう、供試体に力を加えて保持する保持部材と、
重量体と、
前記重量体が固定されており、重量状態のときに前記重量体により下方に力を加えられる作用部材と、
前記作用部材に加えられる力を前記保持部材に伝達して、保持部材に供試体を保持させる伝達機構と、
を備えており、
重量状態のときには、重量体により作用部材に加えられる力が伝達機構により保持部材に伝達されていて、供試体は付勢手段により付勢された状態で保持部材により保持されており、
重量状態から無重量状態になったときに、重量体から保持部材に伝達されていた力がなくなり、供試体は付勢手段により押されて射出されることを特徴とする射出装置。
【請求項4】前記射出装置は、供試体が射出される方向が所望の方向に向くよう、前記付勢手段を方向付ける配向機構をさらに備えていることを特徴とする請求項3に記載の射出装置。
【請求項5】前記保持部材は、重量状態のときに供試体に接していて、重量状態から無重量状態になったときに供試体から離間し、
前記射出装置は、重量状態から無重量状態になった後に保持部材を供試体から離間した状態に維持する離間手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3又は4に記載の射出装置。
【請求項6】前記離間手段は、第1の磁性体と、この第1の磁性体と引き合う第2の磁性体とをさらに備えており、
前記第1の磁性体は、前記保持部材、前記伝達機構及び前記作用部材の内の少なくとも1つに設けられた作用部に固定されており、
この作用部は、重量状態から無重量状態になって保持部材が供試体から離間すると、保持部材に連動して接合位置に移動し、
前記第2の磁性体は、前記作用部が接合位置に位置しているときに前記第1の磁性体と接触する位置に配置されており、
重量状態から無重量状態になると、供試体から離間する保持部材に連動して作用部が接合位置に移動し、そして第1の磁性体と第2の磁性体が磁気的に接合し、この結果、保持部材が供試体から離間した状態に維持されることを特徴とする請求項5に記載の射出装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002040210thum.jpg
出願権利状態 登録
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