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グリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤およびヒドロゲル コモンズ

国内特許コード P03P000743
整理番号 K012P12
掲載日 2003年12月22日
出願番号 特願2002-136434
公開番号 特開2003-327949
登録番号 特許第3693979号
出願日 平成14年5月13日(2002.5.13)
公開日 平成15年11月19日(2003.11.19)
登録日 平成17年7月1日(2005.7.1)
発明者
  • 浜地 格
  • 新海 征治
  • 清中 茂樹
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 グリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤およびヒドロゲル コモンズ
発明の概要 【課題】 ポリマー由来のゲルとは異なり低分子から構成され生分解性や生体適合性を有する機能性ゲルを提供する。
【解決手段】 式(1)で表わされるグリコシドアミノ酸誘導体から成るヒドロゲル化剤、および該ゲル化剤が水性液を含有して構成されるヒドロゲル。式(1)中、SGはN-アセチル化された単糖類または二糖類のグリコシド構造を有する糖構造部位を表わし、AAは下記の式(2)で示されるアミノ酸構造部位を表わし、Lは前記糖構造部位とアミノ酸構造部位とを連結し、水素結合性の官能基または原子団を有するリンカー部位を表わす。式(2)中、Rはヘキシルメチルのような炭化水素基を表わす。温度変化に応じて可逆的に膨潤・収縮する感温性ゲルと成る。
従来技術、競合技術の概要


近年、天然のゲルを模擬した合成ゲルの基礎研究および応用開発が盛んに進められている。このような合成ゲルは、外部刺激に応答し得る特性を付与することにより機能性物質として利用することを意図するものであるが、ゲル化剤として用いられている材料は未だ限定されている。



例えば、熱応答性(感温性)物質としては、ポリイソプロピルアクリルアミドのような極めて限られた高分子しか知られていない。そして、このような高分子(ポリマー)から成るゲル化剤は、一般に、共有結合を介して形成された強固な三次元網目構造中に溶媒が溶けてゲルが構成されるものであり、生分解性に乏しく、生体内での機能性材料として使用するには不適当なものが多く、生体外の機能性材料として用いる場合も容易に分解せず、環境に与える負荷が大きく、また、生体適合性を呈するものも少ない。
最近、比較的低分子(小分子)の有機化合物をゲル化剤原料とする有機ゲルも幾つか提案されているが、機能性ゲル、例えば、熱応答性(感温性)ゲルとして実現されているものは殆ど見当らない。

産業上の利用分野


本発明は、ゲル化現象を利用する技術分野に属し、特に、低分子の集合体から構成される新規なヒドロゲル(ハイドロゲル)に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
下記の式(1)で表わされるグリコシドアミノ酸誘導体から成ること
を特徴とするヒドロゲル化剤。
【化1】


〔式(1)中、SGはN-アセチル化された単糖類または二糖類のグリコシド構造を有
する糖構造部位を表わし、AAは下記の式(2)で示されるアミノ酸構造部位を表わし、
Lは前記糖構造部位とアミノ酸構造部位とを連結し、水素結合性の官能基または原子団を
有するリンカー部位を表わす。〕
【化2】



【請求項2】
式(1)のSGが下記の式(7)~(9)のいずれかで示される糖構造部位を表わすことを特徴とする請求項1に記載のヒドロゲル化剤。
【化3】



【請求項3】
Lが下記の式(10)~(12)のいずれかで示されるリンカー部位を表わすことを特徴とする請求項1または2に記載のヒドロゲル化剤。
【化4】



【請求項4】
請求項1~3のいずれかに記載のヒドロゲル化剤が水性液を含有して構成されることを特徴とするヒドロゲル。

【請求項5】
感温性を示すことを特徴とする請求項4に記載のヒドロゲル。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002136434thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 組織化と機能 領域さきがけ 組織化と機能 領域
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