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構造物表面のひび割れ計測方法

国内特許コード P03A003535
整理番号 WASEDA-202
掲載日 2004年3月25日
出願番号 特願平10-171200
公開番号 特開2000-002523
登録番号 特許第3494429号
出願日 平成10年6月18日(1998.6.18)
公開日 平成12年1月7日(2000.1.7)
登録日 平成15年11月21日(2003.11.21)
発明者
  • 山田 守
  • 奥田 浩文
  • 大内 一
  • 橋本 周司
出願人
  • (株)大林組
  • 早稲田大学
発明の名称 構造物表面のひび割れ計測方法
発明の概要 正確迅速にかつ客観的な分析が行いやすい形でひび割れを計測する。本発明に係る構造物表面のひび割れ計測方法においては、まず、ひび割れ計測の対象構造物の表面を撮影しこれを原画像データとする(101)。次に、シェーディング補正された原画像データの画像領域のうち、例えば撮影範囲全部を特定されたひび割れ探査領域とし、該ひび割れ探査領域を所定のしきい値で2値化処理する(103)。次に、2値化処理された画像データを用いてひび割れを抽出するとともに(104)、未抽出のひび割れが存在する可能性のあるひび割れ探査領域を特定する(105)。次に、特定されたひび割れ探査領域に対し、原画像データを最初のしきい値よりも低いしきい値で2値化処理をやり直し、新たなひび割れを抽出する(106)。一連の手順(105-106)は、所望の精度のひび割れが抽出されるまで繰り返す。
従来技術、競合技術の概要 RC構造物は、圧縮に抵抗するコンクリートと引張に抵抗する鉄筋とのいわばハイブリッド構造であるため、コンクリートにはさまざまな原因でひび割れが生じるが、このようなコンクリート表面に発生したひび割れは、地震後における被災度診断、耐震補強の必要性、鉄筋腐食等に関するRC材料の健全性などを知る手がかりとなることが多く、したがって、ひび割れを高い精度で分析していくことは、構造物の健全性を維持する上で重要な事項となる。ここで、コンクリート面に生じているひび割れを分析するにあたっては、従来は目視によってひび割れの分布状況を観察し、これを紙にスケッチするとともに、必要に応じて該ひび割れの長さや幅をスケール等で計測し、かかるスケッチや計測データに基づいて上述した耐震性の検証や耐震補強の必要性、RC材料の健全性、地震特性の推測などを行うのが一般的であった。
産業上の利用分野 主としてRC構造物の表面に生じているひび割れを計測する構造物表面のひび割れ計測方法
特許請求の範囲 【請求項1】 ひび割れ計測の対象となる構造物表面を撮影することによって原画像データを作成し、該原画像データを用いて前記構造物表面のひび割れを計測する方法であって、前記原画像データの画像領域のうち、特定されたひび割れ探査領域を所定のしきい値で2値化処理し、しかる後に該2値化処理されたデータを用いてひび割れを抽出する第1のステップと、未抽出のひび割れが存在する可能性のある画像領域を新たなひび割れ探査領域として特定する第2のステップと、該新たなひび割れ探査領域を前記しきい値よりも低いしきい値で2値化処理し、しかる後に該2値化処理されたデータを用いて新たなひび割れを抽出する第3のステップとからなり、前記第2のステップは、前記第1のステップにおいて2値化処理されたデータから黒画素を抽出するとともに、抽出された各黒画素について該黒画素を含む所定の単位領域をそれぞれ定め、それらの単位領域のうち、未抽出のひび割れが存在する可能性のある単位領域を選び出してそれら選び出された単位領域の包絡線を前記新たなひび割れ探査領域として特定することを特徴とする構造物表面のひび割れ計測方法。
【請求項2】 前記単位領域に占める白の画素数若しくは黒の画素数を計数し、該白の画素数若しくは黒の画素数の占有比率に応じて未抽出のひび割れが存在する可能性を判断する請求項1記載の構造物表面のひび割れ計測方法。
産業区分
  • 測定
  • 建造物
  • 試験、検査
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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