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リンゴ潜在性ウイルスを利用した果樹への遺伝子導入法 コモンズ

国内特許コード P03P001507
整理番号 Y2002-P052
掲載日 2004年3月12日
出願番号 特願2002-224813
公開番号 特開2004-065009
登録番号 特許第3977189号
出願日 平成14年8月1日(2002.8.1)
公開日 平成16年3月4日(2004.3.4)
登録日 平成19年6月29日(2007.6.29)
発明者
  • 吉川 信幸
  • 李 春江
出願人
  • 独立行政法人科学技術振興機構
発明の名称 リンゴ潜在性ウイルスを利用した果樹への遺伝子導入法 コモンズ
発明の概要

【課題】果樹類へ、外来遺伝子を導入して形質転換させるための新たな手段として、現実に使用できる方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、果樹類の潜在性ウイルス、その中でも特に、リンゴ小球型潜在ウイルス(Apple Latent Spherical Virus ; ALSV)を、外来遺伝子を運搬する役割をもつウイルスベクターへと改変することによって作成された果樹類への外来遺伝子導入ベクターを提供する。また、当該外来遺伝子導入ベクターを用いて簡便に果樹類へ外来遺伝子を導入する方法を提供する。
【選択図】 図2

従来技術、競合技術の概要
従来、植物への外来遺伝子の導入法としては、アグロバクテリウム(Agrobacterium tumefaciens、Agrobacterium rhizogenes)を用いた形質転換法が一般に用いられている。
産業上の利用分野
本発明は、果樹類の潜在性ウイルスを、外来遺伝子を運ぶウイルスベクターに改変することによって作成された果樹類への外来遺伝子導入ベクター、及び、当該外来遺伝子導入ベクターを用いた簡便な果樹類の外来遺伝子導入法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 リンゴ小球潜在ウイルスのゲノムRNA1の完全長に対するDNAを含むベクター、及びリンゴ小球潜在ウイルスのゲノムRNA2の完全長に対するDNAを含むベクターから成る、果樹類用外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項2】 リンゴ小球形潜在性ウイルスのゲノムRNAの完全長に対するDNAがcDNAである、請求項1に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項3】 リンゴ小球形潜在性ウイルスのゲノムRNAの完全長に対するDNAが含まれている、請求項1~2のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項4】 ポリA配列をコードする領域を含む、請求項1~3のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項5】 ゲノムRNAに対するDNAの上流に転写調節因子を含む、請求項1~4のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項6】 転写調節因子がプロモーターを含む、請求項5に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項7】 プロモーターが植物ウイルス由来プロモーターである、請求項6に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項8】 プロモーターが35Sプロモーターである、請求項7に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項9】 新たに制限酵素部位が導入された、請求項1~8のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項10】 ゲノムRNA2における2つのタンパク質をコードする塩基配列の境界にあたる位置に制限酵素部位が導入された、請求項1~9のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項11】 細胞間移行タンパク質(MP)をコードする塩基配列と外被タンパク質(Vp25)をコードする塩基配列の間に制限酵素部位を含む、請求項10に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項12】 ゲノムRNA2におけるポリタンパク質中のプロテアーゼ切断部位をコードする塩基配列が反復され、その間に制限酵素部位を含む、請求項10又は11に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項13】 複数の制限酵素部位を含む、請求項9~12のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項14】 制限酵素部位に外来遺伝子が導入された請求項9~12のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を含む、果樹類用外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項15】 制限酵素部位に外来遺伝子が導入された請求項9~13のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を含む、リンゴ用外来遺伝子導入ベクター組成物。
【請求項16】 請求項14又は15に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を果樹類に接種することから成る、果樹類への外来遺伝子の導入方法。
【請求項17】 請求項14又は15に記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を感染させた果樹類の葉を磨砕した後、得られた汁液を接種することから成る、請求項16に記載の果樹類への外来遺伝子の導入方法。
【請求項18】 果樹類がリンゴである、請求項16又は17に記載の外来遺伝子の導入方法。
【請求項19】 請求項1~15のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を果樹類に接種し、果樹類へ外来遺伝子を導入し、該外来遺伝子を果樹類において発現させる方法。
【請求項20】 請求項1~15のいずれかに記載の外来遺伝子導入ベクター組成物を感染させた果樹類の葉を磨砕した後、得られた汁液を接種し、果樹類へ外来遺伝子を導入し、該外来遺伝子を果樹類において発現させる方法。
【請求項21】 外来遺伝子の発現する部位が接種した部位とは異なることを特徴とする、請求項19又は20に記載の外来遺伝子の導入方法。
【請求項22】 果樹類がリンゴである、請求項19~21のいずれかに記載の外来遺伝子の導入方法。
産業区分
  • 微生物工業
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2002224813thum.jpg
出願権利状態 権利存続中
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