TOP > 国内特許検索 > 強誘電体のドメイン観察方法および装置

強誘電体のドメイン観察方法および装置 コモンズ

国内特許コード P04A004159
整理番号 K014P26
掲載日 2004年5月14日
出願番号 特願2002-247883
公開番号 特開2004-085399
登録番号 特許第3986930号
出願日 平成14年8月28日(2002.8.28)
公開日 平成16年3月18日(2004.3.18)
登録日 平成19年7月20日(2007.7.20)
発明者
  • 岸田 英夫
  • 岡本 博
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 強誘電体のドメイン観察方法および装置 コモンズ
発明の概要 【課題】レーザー光を必要とせず、通常のランプ光で観察が可能であり、また反射型、透過型いずれにおいても強誘電体のドメインの観察が可能であり、観察可能範囲を誘電体全般に広げることができる誘電体のドメイン観察方法を提供する。
【解決手段】強誘電体のドメイン観察方法において、強誘電体試料1に電場を印加することにより、180度分極方向の異なるドメインに、各々異なった光学スペクトルを生成させ、前記強誘電体試料1表面の各点における光学スペクトルを測定し、前記各点における分極方向を特定し、前記強誘電体試料のドメイン構造を可視化する。
【選択図】 図1
従来技術、競合技術の概要


強誘電体は、内部にドメイン構造を有しており、各々のドメインにおける自発分極の方向はドメイン毎に異なっている。このドメイン構造の観測は、従来、偏光顕微鏡を用いて行われている。

産業上の利用分野


本発明は、強誘電体のドメイン観察方法および装置に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
強誘電体試料に電場を印加することにより、180度分極方向の異なるドメインに、各々異なった光学スペクトルを生成させ、前記強誘電体試料表面の各点における光学スペクトルを測定し、前記各点における分極方向を特定し、前記強誘電体試料のドメイン構造を可視化するとともに、強誘電ドメインの向きに応じて、1f信号の符号が変わることにより、180度ドメインを区別できるようにしたことを特徴とする強誘電体のドメイン観察方法。

【請求項2】
請求項1記載の強誘電体のドメイン観察方法において、前記強誘電体のドメイン構造の可視化を顕微鏡下で行うことにより、分極マッピングを行うことを特徴とする強誘電体のドメイン観察方法。

【請求項3】
請求項1又は2記載の強誘電体のドメイン観察方法において、前記印加する電場は交流電場であることを特徴とする強誘電体のドメイン観察方法。

【請求項4】
(a)光源からの光を分光器で分光し、顕微鏡に導入し、該顕微鏡内部で偏光子を通して強誘電体試料に照射する手段と、
(b)前記強誘電体試料に電場を印加する手段と、
(c)前記強誘電体試料からの反射光を検出する反射光検出手段と、
(d)該反射光検出手段から得られる電流信号を電圧信号に変換する手段と、
(e)該電圧信号を入力するデジタルマルチメーターとロックインアンプと、
(f)該デジタルマルチメーターとロックインアンプとに接続されるコンピュータを備え、
(g)前記デジタルマルチメーターで反射光量Rを読み取り、前記ロックインアンプで入力電圧の周波数fに同期した成分f、またはfの2倍に同期した成分2fをΔRとして読み取り、前記コンピュータによってΔR/Rを各波長について計算し、電場変調反射スペクトルを得るとともに、強誘電ドメインの向きに応じて、1f信号の符号が変わることにより、180度ドメインを区別できることを特徴とする強誘電体のドメイン観察装置。

【請求項5】
請求項4記載の強誘電体のドメイン観察装置において、前記印加する電場は、前記ロックインアンプから発振させた交流電圧をアンプで増幅し、トランスを通してから印加することを特徴とする強誘電体のドメイン観察装置。

【請求項6】
請求項5記載の強誘電体のドメイン観察装置において、前記電場の印加電圧は1kV/cmであり、周波数は1kHzであることを特徴とする強誘電体のドメイン観察装置。

【請求項7】
請求項4記載の強誘電体のドメイン観察装置において、前記反射光検出手段は、光電子増倍管であることを特徴とする強誘電体のドメイン観察装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

JP2002247883thum.jpg
出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) さきがけ 秩序と物性 領域
ライセンスをご希望の方、特許の内容に興味を持たれた方は、問合せボタンを押してください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close