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リグニンのフェノール誘導体の生産方法 コモンズ

国内特許コード P04A004263
整理番号 A152P31
掲載日 2004年6月18日
出願番号 特願2002-284309
公開番号 特開2004-115736
登録番号 特許第3654527号
出願日 平成14年9月27日(2002.9.27)
公開日 平成16年4月15日(2004.4.15)
登録日 平成17年3月11日(2005.3.11)
発明者
  • 舩岡 正光
  • 永松 ゆきこ
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 リグニンのフェノール誘導体の生産方法 コモンズ
発明の概要 【課題】リグノセルロース系材料からリグニン誘導体を得るのに際して、リグニン誘導体の物性や生産効率等を制御できる技術を提供する。
【解決手段】リグニンのフェノール誘導体の生産方法において、フェノール誘導体によりリグノセルロース系材料を親和する工程、及びフェノール誘導体により予め親和されたリグノセルロース系材料に酸を添加して得られる反応系においてリグニンにフェノール誘導体を導入する工程、の少なくとも一つの工程において、リグノセルロース系材料を含む混合系に対して超音波を照射するようにする。
【選択図】なし
従来技術、競合技術の概要


植物体の主たる構成成分である細胞壁構成成分、すなわち、リグニンとセルロースやヘミセルロースなどとの複合系含有材料(以下、リグノセルロース系材料という。)を、これをフェノール誘導体と酸とを用いて分離・誘導体化する技術がある(例えば、特許文献1、特許文献2参照。)。
かかる技術においては、リグニンをリグニン-セルロースマトリックスから分離するために、相分離という手法を用いている。すなわち、予め、リグノセルロース系材料をフェノール化合物で溶媒和させておくかあるいは収着しておいた上で、リグノセルロース系材料を酸と接触させることにより、リグニンにフェノール化合物をグラフトさせると同時にリグニンをセルロースとのマトリックスから分離するというものである。
また、これらの方法において、分離効率を改善する技術もある(特許文献3)



【特許文献1】
特開平2-233701号公報
【特許文献2】
特開平9-278904号公報
【特許文献3】
特開2001-131201号公報

産業上の利用分野


本発明は、植物体の構成成分を分離及び変換する技術に関し、特に、細胞壁構成成分であるリグノセルロースマトリックスを分離し、利用可能な誘導体に変換する技術に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】リグニンのフェノール誘導体の生産方法であって、
フェノール誘導体によりリグノセルロース系材料を親和する工程、及び
フェノール誘導体により予め親和されたリグノセルロース系材料に酸を添加して得られる反応系においてリグニンにフェノール誘導体を導入する工程、
の少なくとも一つの工程において、リグノセルロース系材料を含む混合系に対して超音波を照射する、方法。
【請求項2】前記親和工程は、フェノール誘導体を含有する液相でリグノセルロース系材料を溶媒和する工程である、請求項1記載の方法。
【請求項3】前記親和工程は、フェノール誘導体を含有する溶媒を予めリグノセルロース系材料に浸透させる工程と当該溶媒を除去する工程とを備える、請求項1記載の方法。
【請求項4】前記導入工程における前記酸を、少なくとも、前記リグノセルロース系材料におけるリグニン-セルロースマトリックスを膨潤させうる強度で添加し、当該導入工程における混合系に超音波を照射する、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】前記導入工程の前段において、前記リグノセルロース系材料におけるリグニン-セルロースマトリックスを膨潤させない強度の酸を添加し、当該導入工程における混合系に超音波を照射する、請求項1~3のいずれかに記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 資源循環・エネルギーミニマム型システム技術 領域
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