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殺菌剤

国内特許コード P04A004264
整理番号 U2002P104
掲載日 2004年6月18日
出願番号 特願2002-282487
公開番号 特開2004-115453
登録番号 特許第3726135号
出願日 平成14年9月27日(2002.9.27)
公開日 平成16年4月15日(2004.4.15)
登録日 平成17年10月7日(2005.10.7)
発明者
  • 安仁屋 洋子
  • 高嶺 房枝
  • 市場 俊雄
出願人
  • 国立大学法人 琉球大学
発明の名称 殺菌剤
発明の概要

【課題】変異原性を有さない新規な殺菌剤、特にMRSAに対し有効な殺菌剤を提供する。
【解決手段】モモタマナの葉の抽出物を有効成分とする殺菌剤である。本発明の殺菌剤の好適例においては、該抽出物は、モモタマナの葉を水又はエタノールを用い、80~100℃且つ窒素雰囲気下で抽出した抽出物である。また、本発明の殺菌剤の他の好適例においては、該殺菌剤は、ケルセチン-3-ガラクトシド、ケルセチン-3-グルコシド、ケブラジック酸、及びコリラジンを含有する。
【選択図】    なし

従来技術、競合技術の概要
近年、植物由来の抗菌物質が明らかにされ、中でも緑茶については多くの研究があり、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)、表皮ブドウ球菌(Staphylococcus epidermidis)及び多くの下痢起炎菌の発育を阻止するカテキンはよく研究されている。また、病原性グラム陽性菌に対する抗菌活性が、多くの植物、例えばミ ロバランノキ(Terminalia chebula)において報告されている(非特許文献1参照)。
【0003】
これに対し、モモタマナ(Terminalia catappa L.)は、ミロバランノキと同じシクンシ(Terminalia)科に属し沖縄等に自生する植物であるが、該モモタマナから殺菌物質を分離したとの報告はこれまでなされていない。
【0004】
一方、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に対して有効な薬剤としては、バンコマイシンが存在するのみであり、新規な殺菌剤の開発が要望されている。
【0005】
また、殺菌剤・抗菌剤の中には、殺菌・抗菌効果を有するものの、変異原性を有するため、使用に制限のあるものがある。従って、新規な殺菌剤を開発するに当っては、変異原性にも充分留意する必要がある。
【0006】
【非特許文献1】
グローバー・アイ・エス(Grover IS)及びバラ・エス(Bala S),”ネズミチフス菌におけるターミナリア・チェブラ(ミロバラン)の抗変異原活性(Antimutagenic activity of Terminalia chebula (myroblan) in Salmonella typhimurium)”,「 インディアン・ジャーナル・オブ・エクスペアリメンタル・バイオロジー(Indian Journal of Experimental Biology )」,1992年,30号,p.339-341
産業上の利用分野
本発明は、殺菌剤に関し、特にモモタマナの葉を水で抽出した抽出物を有効成分とする殺菌剤に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 モモタマナの葉を水で抽出した抽出物を有効成分とする殺菌剤。
【請求項2】 前記抽出を、80~100℃で行うことを特徴とする請求項1に記載の殺菌剤。
【請求項3】 前記抽出を、窒素雰囲気下で行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の殺菌剤。
【請求項4】 前記モモタマナの葉を水で抽出した抽出物の濃度が6.25~46000μg/mLであることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の殺菌剤。
【請求項5】 前記抽出物は、モモタマナの葉100質量%から14~46質量%の割合で得られたものであることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の殺菌剤。
産業区分
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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