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還元反応用触媒及びその製造方法、並びに選択的水素添加方法 コモンズ

国内特許コード P04P001214
整理番号 Y2002-P383
掲載日 2004年10月21日
出願番号 特願2003-026134
公開番号 特開2004-237148
登録番号 特許第4116891号
出願日 平成15年2月3日(2003.2.3)
公開日 平成16年8月26日(2004.8.26)
登録日 平成20年4月25日(2008.4.25)
発明者
  • 牧 昌次郎
  • 丹羽 治樹
出願人
  • 科学技術振興機構
発明の名称 還元反応用触媒及びその製造方法、並びに選択的水素添加方法 コモンズ
発明の概要 取り扱い性、安全性、耐久性に優れ、水素添加反応を選択的に行える還元触媒及びその製造方法、並びに選択的水素添加方法を提供する。この還元触媒10は、多数の空隙を有する担体2に遷移元素イオンを含む溶液を含浸後、該担体を水素ガス中に保持して前記遷移元素イオンを還元することにより得られる。<EMI LY=1742 HE=038 ID=000002 WI=069 LX=1100>
従来技術、競合技術の概要 従来、化学品や医薬品等の有機化合物を合成する際、あるいは石油の還元脱硫を行う際に、水素化(還元)触媒が使用されている。この触媒としては、主にパラジウムブラック(Pd微粉末)やPd-C(粉状活性炭にPd微粉末を添着させたもの)等の粉体が用いられ、反応対象物(反応基質)を溶媒に溶解させた溶液に粉末の触媒を投入して反応を進行させている。一方、還元触媒は、水素添加反応と加水素分解反応のいずれにも作用し、これらの反応条件が同一であるために、このうち一方の反応のみを反応基質に対して選択的に行わせることは難しい。そこで、本発明者らは、ベンジルオキシアルケンの選択的水素添加方法として、電解による方法を報告している。この方法では、陰極として用いるパラジウム薄膜で反応系を2槽に区切り、そのうち1槽で水を電気分解して水素を発生させる。水素は、水素吸蔵金属であるパラジウム薄膜に吸蔵され、反対面から他の槽中に透過する。この槽の反応液には反応基質であるベンジルオキシアルケンが溶解しており、ここで、反応基質中のアルケンの不飽和基のみが選択的に水素添加され、一方で加水素分解反応(例えばベンジルオキシアルケンからのベンジル基の脱離等)が抑制された水素添加反応が進行する。
産業上の利用分野 パラジウム等の遷移元素からなる触媒物質を担持させた還元触媒及びその製造方法、並びに選択的水素添加方法
特許請求の範囲 【請求項1】 合成繊維からなる不織布(但し、グラフト重合された合成繊維を除く)である担体に遷移元素イオンを含む溶液を含浸後、該担体を室温で水素ガス中に保持して前記遷移元素イオンを還元することにより得られ、複数の不飽和結合を有する反応対象物の1置換二重結合部又は2置換二重結合部を選択的水素添加することを特徴とする還元反応用触媒。
【請求項2】 前記遷移元素は、パラジウムであることを特徴とする請求項1に記載の還元反応用触媒。
【請求項3】 合成繊維からなる不織布(但し、グラフト重合された合成繊維を除く)である担体に遷移元素イオンを含む溶液を含浸させる工程と、 含浸後の担体を室温で水素ガス中に保持して前記遷移元素イオンを還元する工程と を有し、複数の不飽和結合を有する反応対象物の1置換二重結合部又は2置換二重結合部を選択的水素添加することを特徴とする還元反応用触媒の製造方法。
【請求項4】 前記遷移元素は、パラジウムであることを特徴とする請求項3に記載の還元反応用触媒の製造方法。
【請求項5】 請求項1又は2に記載の還元反応用触媒を、複数の不飽和結合を有する反応対象物を含む溶液中に水素ガスの存在下で浸漬し、該反応対象物の1置換二重結合部又は2置換二重結合部を選択的水素添加することを特徴とする選択的水素添加方法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 有機化合物
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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