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モノキノン化合物の製造方法

国内特許コード P04A004714
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願2000-058166
公開番号 特開2001-238689
登録番号 特許第3401471号
出願日 平成12年3月3日(2000.3.3)
公開日 平成13年9月4日(2001.9.4)
登録日 平成15年2月21日(2003.2.21)
発明者
  • 小野 裕嗣
  • 吉田 充
  • 忠田 ▲吉▼弘
  • 森 美子
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 モノキノン化合物の製造方法
発明の概要 本発明は、ビスフェノール化合物に、ポリフェノールオキシダーゼの存在下、酵素を作用させることを特徴とするモノキノン化合物の製造方法である。さらに、本発明は環境ホルモン物質であるビスフェノール類を低減化する方法を提供するものである。本発明では、酵素の存在下、酵素によってビスフェノール化合物を酸化し、ビスキノン化合物を全く生成することなく、モノキノン化合物のみを得ることができる。この理由としては、酵素が一般的に有している高い基質特異性を挙げることができる。すなわち、ビスフェノール化合物は酵素の基質となり得るが、モノキノン化合物は基質となり得ないためである。本発明で用いる酵素としては、モノフェノールを酵素によってキノンヘ酸化することができるものであればよく、具体的にはポリフェノールオキシダーゼがある。
従来技術、競合技術の概要


酸化試薬フレミー塩によって下記の式(3)で表されるビスフェノールAを酸化すると、式(4)で表されるモノキノン化合物の1種が低収率で生成することは知られている。【化3】【化4】しかしながら、この反応は、有機溶媒を使用すること、試薬が爆発性を有すること等の理由から、工業的に不利であり、環境に対する負荷も大きいという問題がある。また、反応制御が困難で、酸化の進みすぎた式(5)で表されるビスキノン化合物の生成が避けられないという問題も抱えている。【化5】モノキノン化合物は、その他の一般的な酸化試薬によっても合成することが可能であると考えられる。しかし、フレミー塩による結果から、ビスキノン化合物の副生を避けてモノキノン化合物のみを製造することは、試薬の量を変えたり、極めて精密な反応制御をもってしても困難であると考えられる。

産業上の利用分野


モノキノン化合物の製造方法、詳しくは化学工業、食品産業、環境関連産業などの分野において有用なビスフェノール類を酸化してモノキノン化合物を製造する方法

特許請求の範囲 【請求項1】
一般式(1)で表されるビスフェノール化合物に、ポリフェノールオキシダーゼの存在下、酸素を作用させることを特徴とする一般式(2)で表されるモノキノン化合物の製造方法。
【化1】(式中、R1およびR2は低級アルキル基を示す。)
【化2】(式中、R1およびR2は低級アルキル基を示す。)

【請求項2】
環境ホルモン物質であるビスフェノール類を、請求項1記載の方法を利用して低減化する方法。
国際特許分類(IPC)
  • C12P  7/66    ZAB
Fターム
画像

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出願権利状態 登録


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