TOP > 国内特許検索 > γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法

γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法

国内特許コード P04A004806
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願2002-030237
公開番号 特開2003-230384
登録番号 特許第3682435号
出願日 平成14年2月7日(2002.2.7)
公開日 平成15年8月19日(2003.8.19)
登録日 平成17年5月27日(2005.5.27)
発明者
  • 木村 啓太郎
  • 伊藤 義文
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法
発明の概要 γ-ポリグルタミン酸を高い収量で安定的に生産することができ、得られたγ-ポリグルタミン酸が酵素分解されることなく、その分子量分布が一定の範囲である、γ-ポリグルタミン酸生産微生物と、その取得方法並びに当該微生物を用いるγ-ポリグルタミン酸の製造法を提供すること。γ-ポリグルタミン酸生産微生物において、γ-グルタミルトランスペプチダーゼ遺伝子が変異していることを特徴とするγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株、γ-ポリグルタミン酸ハイドラーゼ遺伝子が変異していることを特徴とするγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株と、γ-グルタミルトランスペプチダーゼ遺伝子及びγ-ポリグルタミン酸ハイドラーゼ遺伝子が変異していることを特徴とするγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株、並びにそれらの取得方法及び当該微生物を用いるγ-ポリグルタミン酸の製造法。
従来技術、競合技術の概要



従来、納豆菌を含むバチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)、バチルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)等のγ-ポリグルタミン酸生産微生物を用いるγ-ポリグルタミン酸の製造においては、生産されたγ-ポリグルタミン酸が、当該微生物自身が作るγ-ポリグルタミン酸分解酵素によって分解されるため、収量や当該γ-ポリグルタミン酸の分子量が一定しないという問題があった。

ところで、γ-ポリグルタミン酸は納豆の糸引きの主成分であり、γ-ポリグルタミン酸の含量と分子量などの化学構造が納豆の糸引きや粘りを大きく左右する。また、消費者の納豆の粘りに対する要望は様々であり、粘りの強い納豆のニーズも高いが、これまではこれらに十分対応する製品が得られていない。

一方、最近、γ-ポリグルタミン酸に小腸からのカルシウムの吸収を促進する作用があることが発見(Tanimoto H, Mori M, Motoki M, Torii K, Kadowaki M,Noguchi T, Natto mucilage containing poly-gamma-glutamic acid increases soluble calcium in the rat small intestine. Biosci Biotechnol Biochem. 2001 Mar;65(3):516-21. )され、γ-ポリグルタミン酸をカルシウム吸収促進剤として利用することについても検討されている。

産業上の利用分野



本発明は、γ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株及び該変異株を用いたγ-ポリグルタミン酸の製造法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
γ-グルタミルトランスペプチダーゼ遺伝子にスペクチノマイシン耐性遺伝子が挿入され、かつγ-ポリグルタミン酸ハイドロラーゼ遺伝子にエリスロマイシン耐性遺伝子が挿入されたバチルス・ズブチリスNAF M61株(FERM P-18688)。

【請求項2】
化学的変異処理もしくは物理的変異処理によりγ-グルタミルトランスペプチダーゼ遺伝子及びγ-ポリグルタミン酸ハイドロラーゼ遺伝子に変異を誘起したバチルス・ズブチリスNAF M5-005株(FERM P-18695)。

【請求項3】
請求項1または2に記載のγ-ポリグルタミン酸分解酵素欠損変異株を培地に培養し、培養物からγ-ポリグルタミン酸を採取することを特徴とするγ-ポリグルタミン酸の製造法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

13332_01SUM.gif
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close