TOP > 国内特許検索 > キチン脱アセチル化酵素遺伝子、該遺伝子を含むベクター及び形質転換体

キチン脱アセチル化酵素遺伝子、該遺伝子を含むベクター及び形質転換体

国内特許コード P04A004807
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願平09-345737
公開番号 特開平11-155565
登録番号 特許第3030431号
出願日 平成9年12月2日(1997.12.2)
公開日 平成11年6月15日(1999.6.15)
登録日 平成12年2月10日(2000.2.10)
発明者
  • 徳安 健
  • 森 隆
  • 濱松 潮香
  • 林 清
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 キチン脱アセチル化酵素遺伝子、該遺伝子を含むベクター及び形質転換体
発明の概要 【課題】 不完全菌由来のキチン脱アセチル化酵素の一層の利用を図るため、該酵素の遺伝子をクローニングすることによって、遺伝子の構造を解明し、遺伝子を発現させて該酵素の工業的生産に寄与すること。
【解決手段】 タンパク質をコードするキチン脱アセチル化酵素遺伝子、該遺伝子を含むプラスミドベクターおよび該プラスミドベクターで形質転換された形質転換体。
従来技術、競合技術の概要



上記したように、キチン脱アセチル化酵素は、キチン、キチンオリゴ糖、その他のN-アセチル化アミノ糖残基を含む化合物のN-アセチル基を加水分解する酵素である。キチンの脱アセチル化物であるキトサンは、前記したように、多方面において有用性が評価されている。食品分野に限っても、増粘作用、コレステロール低下作用、血圧降下作用、痛風・高尿酸血症の予防効果、骨粗鬆症予防効果、ビフィズス菌の生育促進、大腸菌やウェルシュ菌の生育阻害、抗腫瘍活性等を挙げることができる。

従来、糖残基上のN-アセチル基の加水分解は、主にアルカリを用いた化学的加水分解法によって行われていた。しかし、この方法を行うと、副反応が起こること、反応の制御が困難なこと及びアルカリ廃液が生成すること等が問題点として指摘されていた。

産業上の利用分野



本発明は、キチン脱アセチル化酵素遺伝子、該遺伝子を含むプラスミドベクター及び形質転換体に関する。キチン脱アセチル化酵素(EC3.5.1.41)は、キチンのN-アセチルグルコサミン残基上のN-アセチル基を加水分解する酵素であり、N-アセチルグルコサミン残基をグルコサミン残基と酢酸に分解する。キチンの脱アセチル化反応によって、食品工業、医薬品工業等の分野において有用な素材であるキトサンが調製される。このことから、本酵素は廃棄物資源であるキチンの有効利用を図る上で有用なものである。さらに、本酵素はキチンオリゴ糖からキトサンオリゴ糖を調製する場合やその他のアミノ糖残基上のN-アセチル基を酵素的に脱アセチル化する場合などに用いることができる。

特許請求の範囲 【請求項1】
配列表の配列番号1記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするキチン脱アセチル化酵素遺伝子。

【請求項2】
請求項1記載のキチン脱アセチル化酵素遺伝子を含むプラスミドベクター。

【請求項3】
請求項記載のプラスミドベクターで形質転換された形質転換体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close