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果樹根切り方法及びアタッチメント

国内特許コード P04A004837
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願2001-330189
公開番号 特開2003-125650
登録番号 特許第3598376号
出願日 平成13年10月29日(2001.10.29)
公開日 平成15年5月7日(2003.5.7)
登録日 平成16年9月24日(2004.9.24)
発明者
  • 角川 修
  • 藤川 益弘
  • 松崎 健文
  • 猪之奥 康治
  • 岡戸 敦史
  • 田中 宏明
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 果樹根切り方法及びアタッチメント
発明の概要 果樹成木の地中根を、地表付近の細根を残したまま所定範囲で切断し、果樹を上下移動させる果樹根切り用アタッチメントの開発。果樹7の前後、あるいは左右から、地表付近の細根9を残したまま地中深く根切用のアタッチメント1を差し込んで地中の根8を所定範囲で切断し、該アタッチメント1により果樹7を上下移動させ、アタッチメント1を抜き取る方法。アタッチメント1は、側面形状がバケットの底面形状と同様に弯曲したホーク状の複数の縦刃2を有し、各縦刃2間の先端側に果樹の根8を切断する根切り刃3を架設し、該アタッチメント1を、果樹7の前後、あるいは左右から、地表付近の細根9を残した状態で地中深く差し込んで地中の根8を根切り刃3により切断して後、該アタッチメント1により果樹7を10~20cm上方に持ち上げて降ろし、該アタッチメント1を抜き取る装置。そして、根8の周囲の水分が一時的に制限され、果実の品質を向上させる。
従来技術、競合技術の概要



柑橘類の高品質(高糖度)果実生産には、土壌管理が重要な技術となっている。高品質果実を生産する柑橘類果樹の根域調査によると、地上付近に細根が多く発生しており、約30cm程度までの表層土に根群が集中していることが望ましい、という報告がある。一方、果実肥大時期の土壌水分が果実の品質に大きく影響しており、適正な時期に水分を制限すると、果実の糖度が高くなることも報告されている。これらを栽培技術に生かす方法として、畝を高くして土壌の乾燥を図り、地上部を被資材でマルチングする栽培法や、根域を制限する栽培としてコンテナに果樹を定植する方法、防根布の袋で根域を覆う方法等が提案されている。

産業上の利用分野



本発明は、果樹成木の地中根をバックホーに装着したアタッチメントにより切断し、該アタッチメントにより果樹を上下移動させて果実の品質向上を図る果樹根切り方法、及びその方法を実施するアタッチメントに関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
成木果樹(7)の根(8)を切断する根切り方法において、
果樹(7)の前後、あるいは左右から、移動車体(5)に設けた操作アーム(6)を介して、複数の縦刃(2)間の先端側に根を切断する根切り刃(3)を設けた根切用のアタッチメント(1)を、地表付近の細根(9)を残したまま地中深く差し込んで地中の根(8)を所定範囲で切断し、該アタッチメント(1)により果樹(7)を上下移動させることを特徴とする果樹根切り方法。

【請求項2】
地表付近の細根(9)を残したまま地中深く根切用のアタッチメント(1)を差し込んで地中の根(8)を所定範囲で切断して後、該アタッチメント(1)により根(8)の下方から土と共に果樹(7)10~20cm上方に持ち上げて降ろし、該アタッチメント(1)を抜き取ることを特徴とする請求項1記載の果樹根切り方法。

【請求項3】
移動車体(5)に設けた操作アーム(6)に取り付けられるバックホーのバケットに代えて取り付けられ、成木果樹(7)の根(8)を切断する機能を備える根切用のアタッチメント(1)であって、
前記アタッチメント(1)は、側面形状がバケットの底面形状と同様に弯曲したホーク状の複数の縦刃(2)を有し、各縦刃(2)間の先端側に果樹(7)の根(8)を切断する根切り刃(3)を架設し、該アタッチメント(1)操作アーム(6)を介して、果樹(7)の前後、あるいは左右から、地表付近の細根(9)を残した状態で地中深く差し込んで地中の根(8)を根切り刃(3)により切断し、該アタッチメント(1)によって果樹(7)を上下移動させることを特徴とする果樹根切り用アタッチメント。
国際特許分類(IPC)
画像

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出願権利状態 登録


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