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家畜飼養場所の泥濘化防止方法

国内特許コード P04A004838
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願2001-282976
公開番号 特開2003-088264
登録番号 特許第3550664号
出願日 平成13年9月18日(2001.9.18)
公開日 平成15年3月25日(2003.3.25)
登録日 平成16年5月14日(2004.5.14)
発明者
  • 佐藤 義和
出願人
  • 独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構
発明の名称 家畜飼養場所の泥濘化防止方法
発明の概要 木口断面の長辺が垂直になるようにして作成した木材薄板製すのこを地表面に埋設することによって家畜の蹄による土のねり返しを防ぎ、雨水などの水分は地下に浸透させ土が泥濘化することを防止する家畜飼養場所の泥濘化防止方法である。また使用する木材薄板はそれのみで家畜による荷重に耐えるほどの断面のものではなく、すのこの隙間に充填される粗粒火山灰などの土質材料と複合材料となることで十分な強度を持つようにし、さらに、すのこの隙間は家畜の蹄が2ないし3本の薄板に載るように木材あるいはパイプからなるスペーサで過不足なく設定し、単位面積当たりに使用する木材の材積(量)を減少させるとともに、すのこを埋設した場所の土の軟らかさを損なわないようにした家畜飼養場所の泥濘化防止方法である。
従来技術、競合技術の概要
畜産において、家畜の運動、あるいは家畜への飼料給与を行うために、屋外で家畜を飼養することが一般的に行われている。飼養場所は、コンクリートやアスファルトによる舗装を行わないと、家畜の蹄による土のねり返しと、糞の混入による土の目詰まりなどによって、土が泥濘化することになる。
【0003】
その結果、以下のような弊害があった。
▲1▼.降雨時や降雨後は特に泥濘化の程度が大きくなるため、飼養場所が使用できなくなる。
▲2▼.泥濘化によって家畜の肢蹄が土中に埋まるため、家畜が普通に運動できなくなる。
▲3▼.泥の付着によって家畜が汚れる。
▲4▼.蹄が常に湿った状態になるため、蹄病の発生が増加する。
【0004】
このため従来は、泥濘化を防止するために、コンクリートあるいはアスファルトによって舗装を行う方法か、土壌硬化剤を用いて土を固める方法などがとられていた。
【0005】
コンクリートあるいはアスファルトによって舗装を行うか、土壌硬化剤を用いて土を固める方法以外に泥濘化を防止する方法として、本出願人(旧農林水産省北海道農業試験場)は特公平7-40845号において、「地表面にプラスチックネットの下側にエキスパンドメタルを重合させた網材料を、土中に埋没しない状態に鉄ピンにより展張することによって、家畜の蹄による土のねり返しを防ぎ、雨水や家畜の尿などの水分は地下に浸透させ、土が泥濘化することを防止する」手段を提案している。
産業上の利用分野
本発明は、家畜飼養場所を、舗装を行うことなく木材薄板によって作製したすのこを地表面に埋設することによって、泥濘(ねい)化を防ぐことができるようにした,家畜飼養場所の泥濘化防止方法に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】舗装を行っていない家畜飼養場所において家畜による泥濘化を防止する方法であって、
木口断面の長辺が垂直になるようにして作成した木材薄板製すのこを地表面に埋設することによって、家畜の蹄による土のねり返しを防ぎ、雨水などの水分は地下に浸透させ、土が泥濘化することを防止することを特徴とする家畜飼養場所の泥濘化防止方法。
【請求項2】使用する木材薄板は、それのみで家畜による荷重に耐えるほどの断面のものではなく、すのこの隙間に充填される土質材料と複合材料となることで十分な強度を持つようにし、さらに、すのこの隙間は、家畜の蹄が2ないし3本の薄板に載るように過不足なく設定し、単位面積当たりに使用する木材の材積(量)を減少させるとともに、該すのこを埋設した場所の土の軟らかさを損なわないようにしたことを特徴とする請求項1記載の家畜飼養場所の泥濘化防止方法。
産業区分
  • 畜産
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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