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浅層型スラリーインジェクタで用いるスラリーの流量制御装置

国内特許コード P04A004841
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願2001-229358
公開番号 特開2003-038013
登録番号 特許第3593562号
出願日 平成13年7月30日(2001.7.30)
公開日 平成15年2月12日(2003.2.12)
登録日 平成16年9月10日(2004.9.10)
発明者
  • 澤村 篤
  • 住田 憲俊
  • 糸川 信弘
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 浅層型スラリーインジェクタで用いるスラリーの流量制御装置
発明の概要 家畜糞尿のようなスラリーをインジェクタを介して圃場の浅層に施用する際にスラリーの流量を制御する。(1).スラリーを圃場地表から15cm付近までの浅層に施用するトラクタ1に牽引されるスラリーインジェクタ2に、タンク24に収容されたスラリーをポンプ25を介して供給する経路に流量制御装置を設けた。(2).トラクタ1の走行、走行停止、走行速度に応じてスラリーの流量を制御。(3).スラリーインジェクタ2に供給されるスラリーに肥料要素及び種子を加え、流量制御装置により流量を制御し施肥・播種量を制御。(4).トラクタ1のPTO出力に、グランドPTO機能を持たないトラクタ、あるいはグランドPTOを持つトラクタのいずれにおいてもスラリーの流量を制御可能とした。(5).スラリーインジェクタ2は、作業中に土中の障害物に当たると上方へ移動する構成とし、その上方へ移動する動作によりインジェクタ2に供給されるスラリーの流量を一時的に絞る。
従来技術、競合技術の概要



従来、家畜糞尿のようなスラリーを圃場に施用する場合、バキュームタンカ等で圃場表面に散布(表面施用)すると臭気の発生がひどく、府県等の住宅地が近接した条件では臭気公害の問題が発生している。この臭気を防ぐには、スラリーインジェクタにより20~30cmの深層にスラリーを施用する技術があるが、この方式では地下水汚染や肥料成分の効率的な利用が行われないなどの問題や、特に作業上、高馬力のトラクタが必要で、表面施用する場合と比べて作業能率が極端に悪いことが問題としてあった。





スラリータンカ、バキュームタンカにおいては、スラリーをできるだけ高能率に吐出させることが技術的に求められており、本発明が目標とするような、流量を従来の1/3から従来と同様の流量まで広範囲に変化させる機能を持ったものはなかった。特に、バキュームタンカ等においては、タンク内の圧力を一定にしてスラリーを吐出させているため、粘度が異なるスラリーの流量を連続的に変化させるのは困難であった。





こういった問題を解決するために、本発明では浅層型のスラリーインジェクタを提唱しているが、圃場端や旋回時は走行速度を遅くするため、スラリーの圃場表面への露出を完全に抑えるには、スラリーの供給を停止しなければならなかった。スラリーを供給しなかった所では、施肥効果がなく、圃場内で肥効むらが生じる等の問題があった。また、土壌条件や作業条件によっては、従来のスラリータンカでは吐出量の調整が行えないので、浅層への施用によって、スラリーが露出する場合もあった。

産業上の利用分野



本発明は、家畜糞尿のようなスラリーをインジェクタを介して圃場の浅層に施用する際にスラリーの流量を制御する浅層型スラリーインジェクタで用いるスラリーの流量制御装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
掘削刃(16)の後にスラリー注入管(17)及び覆土板(18)を配設し、該掘削刃(16)、スラリー注入管(17)及び覆土板(18)を、本体フレーム(6)に対して先端部が回転支持部材(10)を介して左右回動可能に支持された支持アーム(11)の後部側に、上下方向に作動する平行リンク(12)、該平行リンク(12)に架設されたバネ(13)及び上下移動範囲規制部材(14)を介してインジェクタ(2)を支持し、前記本体フレーム(6)に、ゲージホイール(19)を上下移動してインジェクタ(2)によるスラリーの圃場土中への施用深さを調節する上下調節支持装置(20)及びインジェクタ(2)の作業を安定させるウエイト(32)を備え、
前記インジェクタ(2)をトラクタ(1)より牽引て家畜糞尿のようなスラリーを圃場地表から15cm付近までの浅層に施用するように設定し、スラリータンク(24)に収容されたスラリーをポンプ(25,25a)を介してインジェクタ(2)に供給する移動経路にその流量を制御する絞り弁(30a,55a)ならびに変速装置(26)を設け、該絞り弁(30a,55a)ならびに変速装置(26)を前記トラクタ(1)の走行、走行停止、走行速度に応じて制御し、またインジェクタ(2)が作業中に土中の障害物に当たって上方へ移動したときは、その上方へ移動する動作によりスラリーの流量を一時的に絞るように制御して、スラリーの圃場表面への露出を防止するようにしたことを特徴とする浅層型スラリーインジェクタで用いるスラリーの流量制御装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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13392_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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