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ウイルス等の接種液の被接種体への接種方法

国内特許コード P04A004876
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願平09-342725
公開番号 特開平11-169164
登録番号 特許第3333872号
出願日 平成9年12月12日(1997.12.12)
公開日 平成11年6月29日(1999.6.29)
登録日 平成14年8月2日(2002.8.2)
発明者
  • 古田 要二
  • 早坂 昭二
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 ウイルス等の接種液の被接種体への接種方法
発明の概要 【課題】 大量の蚕等の昆虫への接種を効率良く行なうことができ、しかも装置の簡素化が図れ、更には安全面での管理を充分に行なうことができるとともに、接種済みと未接種との識別を容易に行なうことができる接種装置及びその接種方法を提供する。
【解決手段】 前記スポイト20側からの空気圧が前記シリコンチューブ23を介し前記注射器22に与えられると、前記注射針25から所定量の接種液が排出される。前記注射針25にストッパー24を設けることで、前記蚕10に対し、注射針の貫通を避けられて接種深度が一律とされる。前記注射器22の注射針25を前記蚕10に刺した後、前記スポイト20によって発生される空気圧が前記シリコンチューブ23を介して前記注射器22に与えられ、前記注射針25を介して前記注射器22内の接種液が所定量だけ前記蚕10に接種される。前記接種液を前記蚕10に対して無害な染色剤によって着色した。
従来技術、競合技術の概要



近年、遺伝子組み換えウイルスを蚕等の昆虫に感染させ、該蚕の体液中でそのウイルスを増殖させて例えばネコのウイルス病治療に使うインターフェロン等の有用物質を生産する研究が行なわれている。該ウイルスを前記蚕等の昆虫に感染させる方法として、前記蚕を1頭毎に手にとって接種する方法が取られており、具体的にはガラスキャピラリーに接種液を充填し口で吹いて液を送り込む方法、注射器を手で持って行う方法、注射器を微量注射装置に設置して行う方法等がある。

また、特開平9-51742号公報に示されるように、小型ポンプを利用して接種液を送りながら連続的に接種する方法がある。これは、例えば図5に示すように、注射針1とハンドスイッチ2とを備えた注射器3に、圧送体4を有したベリスタリックポンプ5に連結されているテフロンチューブ6を接続すると共に、該テフロンチューブ6の先端部7を薬液容器8に挿入させたものである。そして、前記ハンドスイッチ2を押すと前記ベリスタリックポンプ5の前記圧送体4が駆動し、前記薬液容器8内部の薬液が前記テフロンチューブ6を介して送り出され、前記注射針1から飼育容器9内部の蚕10に対して接種液が連続的に接種されるようになっている。

更に、図6に示すように、フットスイッチ11の足踏み操作により、空気圧発生源12からの空気圧を調整する微量圧力調整装置13が作動し、チューブ14を介して連結されている注射器15の注射針16から接種液が連続的に接種されるものもある。

産業上の利用分野



本発明は、例えば蚕等の昆虫に組替えウイルス等を接種する接種方法に係り、特にスポイトによる空気圧を利用した接種方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ウイルス等の接種液を被接種体に接種する接種方法であって、前記接種液を無害の染色剤で着色し、接種装置の注射針等で前記被接種体に接種することを特徴とする接種液の被接種体への接種方法。

【請求項2】
前記染色剤は、トリパンブルー等の生体染色剤から選ばれたものであることを特徴とする請求項1に記載の接種液の被接種体への接種方法。

【請求項3】
前記被接種体は、蚕等の昆虫であり、該昆虫はその体液中で前記ウイルスを増殖させてインターフェロン等の有用物質を生産できるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の接種液の被接種体への接種方法。

【請求項4】
前記接種装置は、前記注射針を有する注射器に、チューブを介して空気孔が穿設されているスポイトを接続したものであり、所定量の接種液を収容する前記注射器の注射針を被接種体に刺した後、前記スポイトの空気孔を閉鎖して一瞬に押し潰し、該スポイトによって発生される空気圧を前記チューブを介して前記注射器に与えて前記注射器内の接種液を所定量だけ前記被接種体に接種し、接種後、前記空気孔を開放して押し潰しを開放することを特徴とする請求項1に記載の被接種体への接種方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997342725thum.jpg
出願権利状態 登録


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