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単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法

国内特許コード P04A004903
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願平11-078862
公開番号 特開2000-273188
登録番号 特許第3030364号
出願日 平成11年3月24日(1999.3.24)
公開日 平成12年10月3日(2000.10.3)
登録日 平成12年2月10日(2000.2.10)
発明者
  • 中嶋 光敏
  • 菊池 佑二
  • 鍋谷 浩志
  • 仝 継紅
  • 関 実
  • 杉浦 慎治
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法
発明の概要 【課題】 粒径が数10μmでしかも均一な高融点天然油脂からなるマイクロスフィアを効率よく連続的に製造する。
【解決手段】 高融点油脂を融点以上に加熱して液状とし、この液状となった高融点油脂からなる分散相を加圧し、多数のマイクロチャネルを介して連続相中に分散せしめてエマルションを形成し、更にこのエマルションから連続相を除去することで高融点油脂のマイクロスフィアを回収する。
従来技術、競合技術の概要



現在、魚油、動物脂等の高融点天然油脂の多くは廃油として廃棄されている。このことは省資源の見地からは大きな損失である。そこで、魚油、動物脂等の高融点天然油脂を食品、医薬或いは化成品等として利用することが考えられるが、これらに利用するには高融点天然油脂を数10μmの大きさでしかも均一な粒子に調整する必要がある。

固体マイクロスフィアの製造法としては従来から懸濁重合法や乳化重合法が知られている。懸濁重合法は、エマルションの分散相を重合させてマイクロスフィアを合成する方法であり、乳化重合法は、界面活性剤ミセル中で重合反応を行うことによりマイクロスフィアを合成する方法である。

産業上の利用分野



本発明は、食品工業、医薬或いは化粧品製造等の各種用途に利用される単分散固体脂質マイクロスフィア(微粒子)の製造方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
以下の工程からなることを特徴とする単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法。
(1)高融点油脂を融点以上に加熱して液状にする工程。
(2)前記液状となった高融点油脂からなる分散相を加圧し、この分散相を一定幅の多数のマイクロチャネルを介して連続相中に分散せしめてエマルションを生成する工程。
(3)前記エマルションを冷却し凝固させることにより、固体マイクロスフィアの懸濁液を作製する工程。
(4)前記固体マイクロスフィアの懸濁液から連続相を除去することで高融点油脂のマイクロスフィアを回収する工程。

【請求項2】
請求項1に記載の単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法において、前記マイクロチャネルはシリコン基板に微細加工技術を用いて0.1μm~100μmの大きさで設けられていることを特徴とする単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法。

【請求項3】
請求項1に記載の単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法において、前記マイクロチャネルは基板の表面に設けられた突条をなすテラスの上に多数の壁体を設け、これら壁体間をマイクロチャネルとしていることを特徴とする単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法。

【請求項4】
請求項1に記載の単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法において、分散相には液状となった高融点油脂の他に界面活性剤を添加することを特徴とする単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法。

【請求項5】
請求項1に記載の単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法において、前記エマルションから連続相を除去する工程は、エマルションを凍結乾燥する手段を含むことを特徴とする単分散固体脂質マイクロスフィアの製造方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録


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