TOP > 国内特許検索 > 管水路の空気排除装置

管水路の空気排除装置

国内特許コード P04A004928
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願平10-270196
公開番号 特開2000-096647
登録番号 特許第2979144号
出願日 平成10年9月24日(1998.9.24)
公開日 平成12年4月4日(2000.4.4)
登録日 平成11年9月17日(1999.9.17)
発明者
  • 中 達雄
  • 相川 泰夫
  • 小林 宏康
  • 島崎 昌彦
  • 臼杵 宣春
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 管水路の空気排除装置
発明の概要 【課題】 流入水槽から連行される空気を効率よく排除するとともに、通気装置のコンパクト化、流入水槽との一体構造化を図る。
【解決手段】 上部が開放し管水路の本管13に接続される空気集積槽12と、流入水槽10と空気集積槽12とを接続する接続管11とを備える。空気集積槽12及び接続管11は本管13の1.9~2.1倍の直径を有し、流入水槽10と接続管11との接続部から空気集積槽12の下流壁までの距離は本管13の直径の4倍以上とする。
従来技術、競合技術の概要



パイプラインでは、管路内に混入・連行された空気の滞留量が多くなると、流れを阻害するだけではなく、サージングやエアハンマーを生じさせて送配水施設に悪影響を及ぼすおそれがある。一般に、取水施設やスタンド形分水工、調整施設等の自由水面を持つパイプライン系では、落下水脈によって空気が連行され、気泡となって管水路内に混入するため、空気除去用の通気装置が設けられている。

農林水産省構造改善局監修の土地改良事業計画設計基準・設計「パイプライン」基準書・技術書(1998)(以下、設計基準という)では、配水槽あるいはスタンドから管水路へ流入する流入口の下流側では、空気混入及び流れの収縮によって局部的な圧力低下を生じやすいので、空気を排除する装置を設ける必要があり、通気孔が一般に使用されるとしている。

図3は、設計基準に記載されている通気孔の設置例を示すものである。流入水槽30への流水によって気泡が発生する。流入水槽30から流れに混入・連行された空気を排除するために、直径Dの管水路31の途中に通気孔32が設置される。設計基準によると、通気孔32の口径は通常、直径50~200mmの範囲であり、縮流部の射流水深hは通常h=0.61Hで求め、流入水槽30と管水路31との接続部から通気孔32までの距離Lを7~10D離す必要があるとしている。

また、設計基準では、通気スタンドは、水撃圧緩和の役割を兼用させるため大容量の吸排気能力をもたせる必要がある場合に、減圧調整、監査孔等の役割を兼用させることが多いとしている。通気スタンドには、管路と同径のT字管を使用して立上り管に遠心力鉄筋コンクリート等を用いた「ストレートベント型スタンド」や、内寸法が管路の通水断面と同等以上の鉄筋コンクリートのボックススタンドを設けた「ボックスベント型スタンド」などがあるとしている。

産業上の利用分野



本発明は、農業用水、上下水道、工業用水等の管水路に混入・連行される空気を排除する装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
自由水面を持つ流入水槽から管水路内に混入・連行された空気を排除する管水路の空気排除装置において、管水路の本管に接続される上部が開放した空気集積槽と、前記流入水槽と前記空気集積槽とを接続する接続管とを備え、前記空気集積槽及び前記接続管は前記本管の1.9~2.1倍の直径を有し、前記流入水槽と前記接続管との接続部から前記空気集積槽の下流壁までの距離は前記本管の直径の4倍以上であることを特徴とする管水路の空気排除装置。

【請求項2】
前記空気集積槽及び前記接続管は既製のT字管を加工して製作されていることを特徴とする請求項1記載の管水路の空気排除装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

08464_01SUM.gif
出願権利状態 登録


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close