TOP > 国内特許検索 > 黒毛和種去勢肥育牛の推定尺

黒毛和種去勢肥育牛の推定尺

国内特許コード P04A004956
掲載日 2004年12月7日
出願番号 特願2001-061814
公開番号 特開2002-262714
登録番号 特許第3401497号
出願日 平成13年3月6日(2001.3.6)
公開日 平成14年9月17日(2002.9.17)
登録日 平成15年2月21日(2003.2.21)
発明者
  • 三橋 忠由
  • 島田 和宏
  • 三津本 充
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 黒毛和種去勢肥育牛の推定尺
発明の概要 肥育期間9カ月齢から28カ月齢の黒毛和種去勢肥育牛の胸囲をテープ状のスケールにより推定し、体重と高い有意な相関を示す回帰式からその肥育牛の体重を、または体重の0.75乗の関数から求められる肥育牛の栄養要求量を、または給与すべきエネルギーを体重に基づいて算出される肥育牛への濃厚飼料の給与量を、それぞれ推量するので、テープ(巻き尺)状のスケールにより肥育牛の胸囲を測定することによって、肥育牛の体重、栄養要求量、濃厚飼料の給与量を容易に推量することができる。テープ状のスケールに、胸囲の目盛に相当する位置に推定体重の目盛りを付し、上記スケールの胸囲の目盛りに相当する位置に推定栄養要求量の目盛り、あるいは推定濃厚飼料給与量の目盛り、あるいは上記4種類の目盛を同時に付すことができる。これにより肥育牛の胸囲を測定すると同時に上記特性を簡単に知ることができる。
従来技術、競合技術の概要 神戸牛や前沢牛などのブランドで取り引きされる高級牛肉を生産している肉用牛品種は「黒毛和種」である。生産現場では、雄を去勢した去勢牛が肥育されている。栄養濃度を高くして成長を良好にし、適切な脂肪の蓄積を行うための”肥育”の開始は生後9か月齢から始まり(体重300kg)、28か月齢以降(体重700kg)まで、長いところでは33か月齢まで続く。肥育期間全体で、1頭当たりの飼料消費は3t以上になることから、肉牛の栄養要求量に沿った適切な飼料の量を無駄なく給与できるかが最終的には効率的肥育経営の要となる。成長に必要な栄養要求量は体重から算出されるので体重を知ることが重要になるが、牛用の体重計は、設置地盤に大型の秤を収めるための穴を掘り、十分な強度を得るための工事を行うなど本体のみならずその設置にも費用がかかるため、ほとんどの生産現場では体重計は設置していない。このため、これまで肥育の現場で体重を知る手段はほとんど無かった。また、体重計があるとしても各牛を肥育牛舎から体重計まで移動させるのは容易ではない。以上のように、肉用牛の生産現場にはほとんどの場合体重計はなく、肥育牛の成長具合は目視による推定からしか行えなかった。すなわち、給与すべき飼料の量は目視情報をもとに推定されていた。経済効率の良い肥育を行うには、牛の成長程度及び栄養要求量を的確かつ容易に推定する手段が必要である。
産業上の利用分野 巻き尺のようなテープ状のスケールにより黒毛和種去勢肥育牛の胸囲を測定することにより、当該肥育牛の体重、栄養要求量、濃厚飼料給与量を推定できるようにした推定尺
特許請求の範囲 【請求項1】 肥育期間9か月齢から28か月齢の黒毛和種去勢肥育牛の胸囲をテープ状のスケールにより測定し、体重と高い有意の相関を示す回帰式から該肥育牛の体重を、または体重の0.75乗の関数から求められる該肥育牛の栄養要求量を、または給与すべきエネルギーを体重に基づいて算出される該肥育牛への濃厚飼料の給与量を、それぞれ推量することを特徴とする黒毛和種去勢肥育牛の推定尺。
【請求項2】 上記テープ状のスケールに、胸囲の目盛りに相当する位置に推定体重の目盛りを付したことを特徴とする請求項1記載の黒毛和種去勢肥育牛の推定尺。
【請求項3】 上記テープ状のスケールに、胸囲の目盛りに相当する位置に推定栄養要求量の目盛りを付したことを特徴とする請求項1記載の黒毛和種去勢肥育牛の推定尺。
【請求項4】 上記テープ状のスケールに、胸囲の目盛りに相当する位置に推定濃厚飼料給与量の目盛りを付したことを特徴とする請求項1記載の黒毛和種去勢肥育牛の推定尺。
【請求項5】 上記テープ状のスケールに、胸囲の目盛りに相当する位置に推定体重の目盛り、推定栄養要求量の目盛り、推定濃厚飼料給与量の目盛りを併記したことを特徴とする請求項1記載の黒毛和種去勢肥育牛の推定尺。
産業区分
  • 畜産
  • 測定
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

08491_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close