TOP > 国内特許検索 > 近赤外分光法を用いた血液分析法

近赤外分光法を用いた血液分析法

国内特許コード P04A004968
掲載日 2004年12月7日
出願番号 特願2000-316330
公開番号 特開2002-122537
登録番号 特許第4054853号
出願日 平成12年10月17日(2000.10.17)
公開日 平成14年4月26日(2002.4.26)
登録日 平成19年12月21日(2007.12.21)
発明者
  • 河野 澄夫
出願人
  • 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 近赤外分光法を用いた血液分析法
発明の概要 迅速且つ高精度に血液中の化学成分および理化学的特性の分析を行える血液分析法および血液分析装置を提供する。先ず、近赤外装置1のスリットからの700nm~1100nm域の分光した近赤外光を光ファイバー7を介してセラミック板に照射し、スペクトル測定の基準物質であるセラミック板の透過光強度を測定する。次に、セラミック板に換えて、ウォータバスなどで所定の温度に調整した血液試料入り採血管4を収納部5に入れ、同様の手順で血液試料の透過光強度を測定する。次に、コンピュータ2の画面に、波長に対して吸光度をプロットしたいわゆる近赤外吸収スペクトルを表示させるとともに、検量線を用いてスペクトルデータから化学成分および理化学的特性に関する情報を抽出する。
従来技術、競合技術の概要
従来、血液中の目的特性を知るには、採取した血液を遠心分離により血漿と赤血球に分離し、上澄み液の血漿を血液自動分析機などにかけて行われている。
【0003】
また、簡易的な分析法としては、特表平5-506171号公報および特表平7-503863号公報に開示される方法が知られている。
これらの方法はいずれも人体から採血することなく、指や耳などに近赤外線を照射し、反射光スペクトルなどを測定することで血液中の成分、例えば血中グルコース濃度を知るようにしたものである。
産業上の利用分野
本発明は、赤血球、ヘマトクリット、ヘモグロビン、総タンパク質、総コレステロールおよび血糖などの血液の化学成分および理化学的特性(以下、目的特性と呼ぶ)を分析する血液分析方法とその装置に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 血液の化学成分または理化学的特性の検量線を作成し、分析対象の血液試料の近赤外吸収スペクトルを測定し、この測定値を前記検量線に代入することによって、前記血液の化学成分の濃度や理化学的特性を算出するようにした血液分析法において、
前記検量線の作成は、検量線作成用の血液試料を入れた透光性の複数の同じ採血管または複数の同じ採血袋を用意し、この採血管または採血袋に波長700nm~1100nmの近赤外光を照射し、当該測定波長における検量線作成用の血液試料の透過光強度を測定し、また基準となるセラミックス板に波長700nm~1100nmの近赤外光を照射し、当該測定波長におけるセラミックス板の透過光強度を測定し、これら検量線作成用の血液試料の透過光強度とセラミックス板の透過光強度の比から波長700nm~1100nmにおける吸光度を算出し、この吸光度に基づいて波長に対して吸光度をプロットした近赤外吸収スペクトルを測定し、この近赤外吸収スペクトルから目的の化学成分または理化学的特性の検量線を作成し、
前記分析対象の血液試料の近赤外吸収スペクトルの測定は、前記検量線作成用の血液試料を入れた透光性の採血管または採血袋と同一規格の採血管または採血袋に分析対象の血液試料を入れ、この採血管または採血袋に波長700nm~1100nmの近赤外光を照射し、当該測定波長における分析対象の血液試料の透過光強度を測定し、また基準となるセラミックス板に波長700nm~1100nmの近赤外光を照射し、当該測定波長におけるセラミックス板の透過光強度を測定し、これら分析対象の血液試料の透過光強度とセラミックス板の透過光強度の比から波長700nm~1100nmにおける吸光度を算出し、この吸光度に基づいて波長に対して吸光度をプロットした近赤外吸収スペクトルを測定することを特徴とする血液分析法。
産業区分
  • 試験、検査
  • 治療衛生
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

23032_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close