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生体高分子からなる吸着体/徐放体及びその製造方法

国内特許コード P04A005044
掲載日 2004年11月29日
出願番号 特願平09-319905
公開番号 特開平11-151438
登録番号 特許第3101711号
出願日 平成9年11月20日(1997.11.20)
公開日 平成11年6月8日(1999.6.8)
登録日 平成12年8月25日(2000.8.25)
発明者
  • 塚田 益裕
  • 白田 昭
  • 塚本 貴敬
出願人
  • 農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長
発明の名称 生体高分子からなる吸着体/徐放体及びその製造方法
発明の概要 有効成分を吸着する吸着機能を有し、一旦吸着させた有効成分を徐放する機能を有する生体高分子からなり、その生体高分子が絹蛋白質または動物由来のケラチン、コラーゲンもしくはゼラチンである吸着体または徐放体である。有効成分の吸着された吸着体または徐放体の製造方法は、当該生体高分子として絹蛋白質または動物由来のケラチン、コラーゲン、もしくはゼラチンを用い、生体高分子の形状を粉末状、ゲル状、膜状、ブロック体状、多孔質体状、もしくは繊維状として、これを有効成分を含む水溶液中に浸漬し、次いで取り出して乾燥せしめること、または、有機高分子支持体を有効成分を含む生体高分子水溶液中に浸漬し、次いで取り出して乾燥し、支持体の表面を生体高分子で被覆せしめること等によって行われる。かくして得られた吸着体または徐放体を、さらに不溶化剤で処理して水不溶性にすることができる。
産業上の利用分野 以下記載する有効成分を吸着する機能、吸着した有効成分を徐放する機能を有する生体高分子からなる吸着体/徐放体、およびそれらの製造方法であり、吸着体とは、上記有効成分(すなわち、生理活性物質、酵素、毒素、生体細胞、抗生物質、医薬品、ワクチン、ホルモン、フェロモン、農薬、肥料、香料等)を効率的に吸着させる機能を持つ素材、また、徐放体とは、これらの吸着された有効成分の放出を長期間維持できる機能を持つ素材
特許請求の範囲 【請求項1】 有効成分を吸着する吸着機能を有し、一旦吸着させた有効成分を徐放する徐放機能を有する生体高分子からなり、該生体高分子が絹蛋白質または動物由来のケラチンであることを特徴とする有効成分の吸着体/徐放体。
【請求項2】 前記生体高分子が絹フィブロインまたは羊毛ケラチンからなり、該絹フィブロインおよび羊毛ケラチンの結晶化度がX線回折強度分析結果に基づき7%以上である請求項1に記載の吸着体/徐放体。
【請求項3】 前記生体高分子がSH基を有する還元ケラチンまたはS-(置換)アルキルケラチンである請求項1または2に記載の吸着体/徐放体。
【請求項4】 前記生体高分子が水不溶化されたものである請求項1~3のいずれかに記載の吸着体/徐放体。
【請求項5】 前記生体高分子が、メタクリルアミド、メタクリル酸メチル、スチレン、またはメタクリル酸ベンジルのいずれかであるビニル基含有モノマーによりグラフト共重合されたものである請求項1~4のいずれかに記載の吸着体/徐放体。
【請求項6】 吸着機能を有し、また徐放機能を有する、絹蛋白質または動物由来のケラチンのいずれかである生体高分子からなる吸着体/徐放体の製造方法であって、該生体高分子を有効成分を含む水溶液中に浸漬し、次いで該生体高分子を取り出して乾燥し、該有効成分の吸着された該生体高分子を調製せしめること、または、有機高分子支持体を該有効成分を含む生体高分子水溶液中に浸漬し、次いで該支持体を取り出して乾燥し、該有効成分の吸着された生体高分子膜を該支持体表面に被覆せしめること、または、該有機高分子支持体上に該有効成分を含む生体高分子水溶液を広げ、次いで乾燥し、該有効成分の吸着された生体高分子膜を該支持体に形成せしめることを特徴とする有効成分の吸着された生体高分子からなる吸着体/徐放体の製造方法。
【請求項7】 前記得られた吸着体/徐放体を、さらに不溶化剤で処理して水不溶性にする請求項6に記載の吸着体/徐放体の製造方法。
産業区分
  • その他無機化学
  • 高分子化合物
  • 薬品
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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