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微細藻を用いた種苗飼育廃水等の海水浄化方法及び装置

国内特許コード P04A005164
掲載日 2005年1月11日
出願番号 特願平10-348344
公開番号 特開2000-167588
登録番号 特許第2976033号
出願日 平成10年12月8日(1998.12.8)
公開日 平成12年6月20日(2000.6.20)
登録日 平成11年9月10日(1999.9.10)
発明者
  • 小林 正裕
  • 岡内 正典
  • 水上 讓
出願人
  • 国立研究開発法人水産研究・教育機構
発明の名称 微細藻を用いた種苗飼育廃水等の海水浄化方法及び装置
発明の概要 【課題】 本発明は、高濃度の栄養塩を含有する海水の浄化方法を提供すること及び効率的な水質浄化装置の作製を課題とする。
【解決手段】 微細藻を高濃度の栄養塩を含有する廃水中で培養することにより、海水中の窒素及び/又はリンを含む栄養塩を効率的に除去し、その水質を改善することができることを見出した。
従来技術、競合技術の概要


従来の種苗飼育廃水等の海水の浄化及び水質改善技術においては、大型藻類を用いる方法と細菌を用いる方法とがある。従来の大型藻類を用いた海水の浄化方法においては、大型藻類の生育可能な栄養塩濃度の範囲が狭く、種苗飼育廃水のような高濃度栄養塩存在下では枯れることがあった。また、極低濃度においても生育が不可能であったため、大型藻類を用いた海水浄化は汎用性に乏しかった。
細菌を用いた海水の浄化方法においては、広い栄養塩濃度に対応できる細菌もあるが、増殖した細菌の除去が困難であるため種苗と混養にならざるを得なかった。また、増殖した細菌の二次利用の方策もなかった。すなわち、微細藻類による浄化は、微細藻1個体当たりの栄養吸収量が大型海藻に比して微々たるものであるから、高密度培養が必要となる。一方、その高密度で培養された微細藻類を放出すると、赤潮の原因になることから、微細藻を除去することが必須の要件であるにもかかわらず、浄化した後の微細藻を除去することが極めて困難であったため、実用化される段階に至っていなかった。

産業上の利用分野


本発明は、微細藻を用いた種苗飼育廃水等の海水の浄化方法及び浄化装置、さらに浄化した海水からの微細藻の除去方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
種苗飼育廃水等の高濃度の栄養塩を含有する海水の微細藻による水質浄化装置において、給水管、排水管及び通気装置を有し、明期に通気攪拌を行い暗期には通気攪拌を停止することを特徴とした微細藻による水質浄化装置。

【請求項2】
請求項1記載の水質浄化装置を用いて、種苗飼育廃水等の高濃度の栄養塩を含有する海水中で微細藻類を培養することにより、海水中の窒素及び/又はリンを減少させることを特徴とする水質浄化方法。

【請求項3】
請求項1記載の水質浄化装置において、暗期に沈殿部分を取り除くことを特徴とする微細藻類の除去方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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08726_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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