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一代雑種種子の生産及び種子親系統の生産、維持・増殖方法

国内特許コード P04A005221
掲載日 2005年1月11日
出願番号 特願平10-220491
公開番号 特開2000-041511
登録番号 特許第2958457号
出願日 平成10年8月4日(1998.8.4)
公開日 平成12年2月15日(2000.2.15)
登録日 平成11年7月30日(1999.7.30)
発明者
  • 船附 秀行
  • 我妻 正迪
  • 丸山 稚子
出願人
  • 農林水産省北海道農業試験場長
発明の名称 一代雑種種子の生産及び種子親系統の生産、維持・増殖方法
発明の概要 異型花自家不和合性を示す植物において、一代雑種種子の生産及び種子親系統の生産、維持・増殖を行う技術の開発。 (1).異型花自家不和合性を示す植物において、不和合性を利用して一代雑種種子を生産する。(2).上記(1)の手段において、異型花自家不和合性を示す植物のうち、ソバを用いる。(3).異型花自家不和合性を示す植物において、長柱花個体のみから構成される種子親系統の生産、維持・増殖を行う。(4).上記(3)の手段において、異型花自家不和合性を示す植物のうち、ソバを用いる。(5).異型花自家不和合性を示す植物において、長柱花個体のみから構成される系統を種子親として用いて一代雑種種子を生産する。(6).上記(5)の手段において、異型花自家不和合性を示す植物のうち、ソバを用いる。(7).異型花自家不和合性を示す植物において、長柱花個体のみから構成される系統を生産し、該系統を種子親として用いて一代雑種種子を生産する。(8).上記(7)の手段において、異型花自家不和合性を示す植物のうち、ソバを用いる。
従来技術、競合技術の概要 他殖性作物における一代雑種の利用は育種上極めて大きな効果があり、トウモロコシやナタネ等においてはこの技術を用いて優良な品種が作出されている。しかし、そのためには、一代雑種種子を効率的に採種する技術の確立が不可欠である。最も一般的に用いられているのは、細胞質雄性不稔系統の利用であるが、こうした細胞質が発見されていない植物種も多い。そうした植物の中で、同型花自家不和合性を示すキャベツ等の十字花科のいくつかの野菜では、不和合性を利用した一代雑種種子生産方法が開発され、実際の育種に利用されている。
【0003】異型花自家不和合性も一代雑種種子生産に利用可能と考えられるが、産業レベルで大規模に一代雑種を採種できる方法はない。その理由の一つは、長柱花個体または短柱花個体のみで構成される系統の作出方法が確立されていないことである。受精生理学的研究において、長柱花個体どおしを手で交配し、少数の種子を得た例はあるが、長柱花個体のみで構成される系統の育成には応用されていない。現在、一代雑種種子を得るために、実験室レベルでは、異なる系統を手で交配する、あるいは、1つの系統の集団から、長柱花個体または短柱花個体を抜き取り、媒介昆虫により他系統の花粉を授粉する、という手段を用いているが、大量の種子を生産するには、多大な労力を必要とし、産業的に利用するのは事実上不可能な状況にある。
産業上の利用分野 異型花自家不和合性を示す植物において、一代雑種種子の生産及び種子親系統の生産、維持・増殖を行う技術
特許請求の範囲 【請求項1】 異型花自家不和合性を示す植物において一代雑種種子を生産する方法であって、隔離条件下で上記植物から長柱花個体のみを選抜し、人工授粉または自然交雑により相互に交雑させることで長柱花個体のみから構成される系統を育成し、上記系統を他の系統から隔離された状態で人工的に或いは自然条件下で交雑させ、種子を増殖することにより長柱花個体系統を生産し、長柱花個体のみからなる系統(系統A)の近隣に、短柱花個体のみ、または、短柱花個体と長柱花個体の双方を含む系統(系統B)を栽培し、系統Aに稔実した種子を採種することによって、系統Bの花粉で受精した系統Aの種子(系統Aと系統Bの一代雑種種子)を生産することを特徴とする一代雑種種子の生産方法。
【請求項2】 異型花自家不和合性を示す植物は、複数のソバ品種を含むことを特徴とする請求項1記載の一代雑種種子の生産方法。
【請求項3】 前記複数のソバ品種は、キタワセソバ、キタユキ、牡丹そば、しなの夏そば、Shatilovskaya 5、Ballada、Sumchankaであることを特徴とする請求項2記載の一代雑種種子の生産方法。
産業区分
  • 農林
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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