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ウイルス感染方法

国内特許コード P04A005283
掲載日 2005年1月11日
出願番号 特願平09-327647
公開番号 特開平11-155563
登録番号 特許第3030430号
出願日 平成9年11月28日(1997.11.28)
公開日 平成11年6月15日(1999.6.15)
登録日 平成12年2月10日(2000.2.10)
発明者
  • 佐藤 守
  • 三橋 渡
  • 古田 要二
  • 早坂 昭二
出願人
  • 農林水産省蚕糸・昆虫農業技術研究所長
発明の名称 ウイルス感染方法
発明の概要 本発明のウィルス感染方法は、遊離ウィルスと昆虫ポツクスウィルスの紡錘体とを昆虫に経口接種させることを特徴とする。すなわち、遊離ウィルス液に昆虫ポツクスウィルスの紡錘体を添加し、これを飼料に吸着するか又は桑葉に塗抹して昆虫に食下させることにより行うことができる。
従来技術、競合技術の概要 インターフェロン等の有用物質をカイコ等の昆虫で大量生産する場合、有用物質の遺伝子を導入した組換えウイルスを大量の昆虫に接種し増殖させる必要がある。核多角体病ウイルスは、昆虫に特異的に感染するので、組換えウイルスによる有用物質の生産においては、核多角体病ウイルスが一般的に用いられている。核多角体病ウイルス由来の組換えウイルスを作製する場合、通常、封入体を形成するタンパク質をコードしている遺伝子部分に有用遺伝子を挿入するので、作製される組換えウイルスは封入体を形成することができない遊離ウイルスの形態である。遊離ウイルスを昆虫に接種する場合、現在、主として経皮接種による方法が用いられている。しかし、経皮接種には、接種液料が少なくて確実に感染させられる利点はあるものの、接種に時間を要するという欠点があり、このような欠点は有用物質を大量生産する場合に特に問題となる。一方、経口接種によれば短時間で接種することができるが、感染率が極めて低い。経口接種におけるウイルス感染率を高める方法として、例えば、5齢脱皮直後のカイコを5℃で24時間低温処理し、カイコのウイルスに対する感受性を増加させた上で、ウイルス液を人工飼料に吸着又は桑葉に塗抹してカイコに食下させる方法などがあるが、この方法によっても十分な遊離ウイルスの感染率を得ることはできない。そこで、経口接種により遊離ウイルスを効率よく感染させることができる方法の開発が望まれている。このような状況の下、アワヨトウ昆虫ポックスウイルス封入体(楕円体又は紡錘体)と核多角体病ウイルスの封入体である多角体とを混合してアワヨトウ5齢幼虫に経口投与すると、核多角体病ウイルスの感染力が増進し、核多角体病が高率で発生することが報告されている。しかし、核多角体病ウイルスの封入体である多角体とは、数百のウイルス粒子が結晶性タンパク質(多角体タンパク質)の中に包埋されたものであり、この方法を遊離ウイルスに適用できるか否かについては未だ報告されていない。
産業上の利用分野 ウイルス感染方法
特許請求の範囲 【請求項1】 遊離核多角体病ウイルスと昆虫ポックスウイルスの紡錘体とを昆虫に経口接種させることを特徴とする、ウイルス感染方法。
【請求項2】 前記遊離核多角体病ウイルスが遊離カイコ核多角体病ウイルスであることを特徴とする、請求項1記載のウイルス感染方法。
産業区分
  • 微生物工業
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 権利存続中


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