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舌上皮前駆細胞の単離培養方法およびその分化誘導方法

国内特許コード P04A005317
掲載日 2005年1月11日
出願番号 特願2002-216303
公開番号 特開2003-102470
登録番号 特許第4129516号
出願日 平成14年7月25日(2002.7.25)
公開日 平成15年4月8日(2003.4.8)
登録日 平成20年5月30日(2008.5.30)
優先権データ
  • 特願2001-225641 (2001.7.26) JP
発明者
  • 大倉 哲也
  • 日野 明寛
  • 川本 恵子
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
  • 大倉 哲也
発明の名称 舌上皮前駆細胞の単離培養方法およびその分化誘導方法
発明の概要 【課題】 舌の上皮細胞から該前駆細胞を効率良く単離する方法並びに単離した該細胞を培養して長期生存細胞を得る方法を提供すると共に、該細胞を上皮細胞様もしくは神経細胞様に分化誘導する方法を提供すること。
【解決手段】 舌上皮細胞よりインテグリンβ1を発現する細胞を、磁気カラムを用いて選抜することを特徴とする舌上皮前駆細胞の単離方法並びに該方法によって単離した舌上皮前駆細胞を培養して得た培養上清の存在下に、味細胞前駆細胞を含む舌上皮前駆細胞を培養することを特徴とする味細胞前駆細胞の増殖方法、さらにはこの細胞を分化誘導因子を添加した培地で培養して上皮細胞様もしくは神経細胞様へ分化させる方法。
従来技術、競合技術の概要


上皮細胞は、体の表面あるいは内腔の内面を覆っている組織であり、様々な種類の細胞の存在が知られており、例えば皮膚の表皮、腸の粘膜上皮や腹膜の上皮等がある。このうち、皮膚や小腸等の上皮については、該上皮前駆細胞や長期生存細胞を単離し、さらに培養したことが報告されている(Kunimura C. ら、Oncogene (1998) 17, 187-197)。
一方、表皮や上皮組織では、低親和性神経成長因子受容体やインテグリンβ4が特異的に発現している長期生存細胞が発見され、これらを指標として長期生存細胞を単離する方法が提案されている(特開2000-4900号公報)。



しかし、舌上皮細胞に関しては、舌の味細胞の培養方法についての報告があるが、僅か3日程度しか味細胞様の形態を維持できないことが知られている(Ann NY Acad. Sci. 1998, Nov. 30; 855: 1-13)。また、胎児舌の器官培養においても、7日間程度しか舌の形状を保つことができず、培養は非常に困難であることが知られている。舌上皮前駆細胞については、単離して培養したという報告は全くなく、長期生存細胞も同定されていない。

産業上の利用分野


本発明は、舌上皮前駆細胞の単離方法およびその分化誘導方法に関し、詳しくは舌上皮細胞より舌上皮前駆細胞を単離と培養する方法並びに該前駆細胞を上皮様細胞または神経様細胞に分化誘導する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒトを除く哺乳類の有郭乳頭付近の舌上皮細胞より、インテグリンβ1を発現する細胞を磁気カラムを用いて選抜すること、および、前記で選抜した細胞を、塩基性繊維芽細胞成長因子を含みカルシウム濃度が3.0~7.0mg/mlである培地で培養することを特徴とする舌上皮前駆細胞の単離増殖方法。

【請求項2】
哺乳類がマウスである請求項1記載の方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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23037_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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