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DNAの伸長固定方法

国内特許コード P04A005941
整理番号 化学・薬品-113
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願2002-289848
公開番号 特開2004-121096
登録番号 特許第3749887号
出願日 平成14年10月2日(2002.10.2)
公開日 平成16年4月22日(2004.4.22)
登録日 平成17年12月9日(2005.12.9)
発明者
  • 大谷 敏郎
  • 杉山 滋
  • 吉野 智之
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 DNAの伸長固定方法
発明の概要 【課題】DNA上の遺伝子や特定塩基配列の位置を決定するにあたり、大量のDNA溶液を要せず、DNAを基板上の特定位置に直線状に引き伸ばして固定する方法を提供すること。
【解決手段】溶液中のDNAを溶液の流れまたは気液界面の移動により基板上に配向固定する方法において、基板上に高さ1μm以下10nm以上の段差を設け、前記段差と交差する方向にDNA溶液を流すか、または気液界面を移動させることにより、DNAの末端を段差面に付着させ、溶液の流れまたは気液界面の表面張力によりDNAを配向、伸長させることを特徴とするDNAの伸長固定方法。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要



DNA上の遺伝子の位置を決定することは、遺伝子機能の解析や病原遺伝子・有用遺伝子の探索などにおいて非常に重要な意味を持つ。最近、ナノメートルレベルの分解能を持つ原子間力顕微鏡(Atomic Force Microscope, AFM)や走査型近接場光プローブ顕微鏡(Scanning Near-field Optical/Atomic Force Microscope, SNOM/AFM)などを用いて、正確に遺伝子位置を決定することが可能になっている。

しかし、これらの方法を適用するためには、対象となるDNAを直線状に引き延ばすことが必要になる。また、AFM やSNOM/AFMは、観察範囲が数十μmと比較的狭いため、基板上の特定位置にDNAを固定することも必要である。従来、DNAを基板上に伸長固定するためには、基板をDNA溶液に浸した後、一定速でゆっくりと引き上げ、その時に起きる気液界面の移動によりDNAを伸長固定する方法(Science 277 (1997) p.1518-1523、特表平9-509057号)が一般的に用いられてきた。

産業上の利用分野



本発明はDNAの伸長固定方法に関し、詳しくはDNAを基板上に配向、伸長して固定する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】溶液中のDNAを溶液の流れまたは気液界面の移動により基板上に配向固定する方法において、基板上に高さ1μm以下10nm以上の段差を設け、前記段差と交差する方向にDNA溶液を流すか、または気液界面を移動させることにより、DNAの末端を段差面に付着させ、溶液の流れまたは気液界面の表面張力によりDNAを配向、伸長させることを特徴とするDNAの伸長固定方法。
【請求項2】段差が、直線、円弧、方形または円形の凹みの形状をなして形成されていることを特徴とする請求項1記載のDNAの伸長固定方法。
【請求項3】溶液の流れまたは気液界面の移動を起こす手段が、重力、遠心力、電気泳動またはポンプによる送液あるいは吸い上げであることを特徴とする請求項1記載のDNAの伸長固定方法。
【請求項4】基板が、雲母板、ガラス板、シリコン板およびサファイア板のいずれかであることを特徴とする請求項1記載のDNAの伸長固定方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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15862_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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