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ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤

国内特許コード P04A005949
整理番号 化学・薬品-121
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願2000-134391
公開番号 特開2001-316280
登録番号 特許第3569741号
出願日 平成12年5月8日(2000.5.8)
公開日 平成13年11月13日(2001.11.13)
登録日 平成16年7月2日(2004.7.2)
発明者
  • 老田 茂
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤
発明の概要 【課題】 慢性胃炎や胃潰瘍の発症に関与するヘリコバクター・ピロリ菌の増殖を阻害する作用を有し、かつ天然物に由来し、安全性の高い抗菌剤を提供すること。
【解決手段】 アルファ型および/またはベータ型チオニンを有効成分として含有することを特徴とするヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤。
従来技術、競合技術の概要



近年、慢性胃炎や胃潰瘍の発症に、細菌のヘリコバクター・ピロリが深く関与していることが分かってきた。わが国では、全人口の半数に相当する約6千万人がヘリコバクター・ピロリに感染していると言われている(食の科学、265巻、87~99頁、2000年)。

抗生物質等の投与によって胃中から本菌を除去することにより、慢性胃炎や胃潰瘍の治癒は可能であるが、患者によっては、除菌され難い場合があり、また抗生物質については耐性菌の出現や副作用の問題もある。

さらに、発症者だけでなく、感染者に対しても除菌を行うことが望ましいが、対象者数が膨大になるため、経済的に困難とされている。





したがって、安全性が高く、容易に摂取可能で、かつ天然物に由来するヘリコバクター・ピロリ菌用の抗菌剤が求められている。なお、天然物由来のヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤としては、茶ポリフェノール(特許第3002919号)、果実ポリフェノール(特開平11-180888号公報)、ホップα酸およびβ酸(特開平10-25247号公報)が既に開示されているが、抗菌性ペプチドを用いた例は未だ報告がない。

ペプチドの場合、たとえ抗菌作用の種特異性が低くても、消化酵素によって分解されれば、腸内細菌は影響を受け難いものと考えられる。





一方、麦類由来のアルファ型およびベータ型チオニンについては、これまでに植物病原性糸状菌に対する抗菌作用は知られている(Plant Science 、92巻、169~177頁、1993年)が、細菌であるヘリコバクター・ピロリ菌に対する抗菌作用は報告されていない。

産業上の利用分野



本発明は、ヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤に関し、詳しくは天然物由来で安全なペプチドを有効成分として含有するヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】アルファ型および/またはベータ型チオニンを有効成分として含有することを特徴とするヘリコバクター・ピロリ菌用抗菌剤。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録


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