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植物の再分化能に関与する遺伝子およびその利用

国内特許コード P04A005988
整理番号 植物バイオ-131
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願2002-314937
公開番号 特開2004-000125
登録番号 特許第3887683号
出願日 平成14年10月29日(2002.10.29)
公開日 平成16年1月8日(2004.1.8)
登録日 平成18年12月8日(2006.12.8)
優先権データ
  • 特願2002-100358 (2002.4.2) JP
発明者
  • 小沢 憲二郎
  • 川東 広幸
  • 萱野 暁明
  • 大川 安信
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 植物の再分化能に関与する遺伝子およびその利用
発明の概要 【課題】植物の再分化能に関与する遺伝子を単離・同定し、該遺伝子およびその利用方法を提供することを課題とする。
【解決手段】湖南早の培養特性に導入したアイソジェニックラインを戻し交配を用い作出した。この作出したアイソジェニックラインと親品種より培養細胞を誘導した。培養後、3~6ヶ月経過した培養細胞の再分化能を確認後、ディファレンシャルディスプレイ法を用い、ササニシキ及びコシヒカリ由来の培養細胞で発現していなく、高い再分化能を持つ湖南早及びアイソジェニックライン由来の培養細胞で発現している遺伝子の単離を試みた。その結果、再分化関連遺伝子をクローニングすることができた。
【選択図】 なし
従来技術、競合技術の概要


植物の形質転換系の要素技術として培養細胞の再分化系の確立は重要である。しかしながら、培養細胞の誘導及び再分化系の確立は植物種に依存し、未だ一般的な確立方法は見いだされていない。また同じ植物種でも品種間差が大きく培養系の確立に多くの労力と試行錯誤が現在でも必要である。実際、イネ科植物の培養細胞の再分化能は品種間差が大きいことが報告されている。また、イネ品種コシヒカリ等、経済的に重要な品種でありながら、培養特性が悪く、培養細胞の再分化系の確立が困難な品種が多数知られている。さらに、培養細胞の再分化能は急速に低下しやすく、この点も大きな問題である。

産業上の利用分野


本発明は、植物の再分化能に関与する遺伝子およびその利用に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
イネ植物において再分化能を付与する機能を有するタンパク質をコードするDNAであって、下記(a)~(c)のいずれかに記載のDNA。
(a)配列番号:2に記載のアミノ酸配列からなるタンパク質をコードするDNA。
(b)配列番号:1に記載の塩基配列のコード領域を含むDNA。
(c)配列番号:2に記載のアミノ酸配列と少なくとも95%以上の同一性を有するタンパク質をコードするDNA。

【請求項2】
請求項1に記載のDNAが挿入されたベクター。

【請求項3】
請求項1に記載のDNA、または請求項2に記載のベクターを保持する形質転換植物細胞。

【請求項4】
請求項3に記載の形質転換植物細胞を有する形質転換植物体。

【請求項5】
請求項4に記載の形質転換植物体の子孫またはクローンである、形質転換植物体。

【請求項6】
請求項4または5に記載の形質転換植物体からなる繁殖材料。

【請求項7】
請求項4に記載の形質転換植物体の製造方法であって、請求項1に記載のDNA、または請求項2に記載のベクターをイネ細胞に導入し、該イネ細胞からイネ植物体を再生させる工程を含む方法。

【請求項8】
イネ細胞における再分化能の有無を判定する方法であって、
(a)イネ細胞における請求項1に記載のDNAの発現を検出する工程、および
(b)(a)で検出された請求項1に記載のDNAの発現量を対照細胞における請求項1に記載のDNAの発現量と比較する工程、を含み、
(a)で検出された請求項1に記載のDNAの発現量が対照細胞における請求項1に記載のDNAの発現量より多い場合に、該イネ細胞が高い再分化能を有すると判定される方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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16166_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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