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ポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物 実績あり

国内特許コード P990001858
整理番号 A051P02
掲載日 2000年6月1日
出願番号 特願平08-351640
公開番号 特開平10-182824
登録番号 特許第3130818号
出願日 平成8年12月27日(1996.12.27)
公開日 平成10年7月7日(1998.7.7)
登録日 平成12年11月17日(2000.11.17)
発明者
  • 土田 英俊
  • 山元 公寿
  • 宮武 健治
  • 遠藤 和久
出願人
  • 国立研究開発法人科学技術振興機構
発明の名称 ポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物 実績あり
発明の概要 【課題】 高反応性のフッ素導入源として有効であり、また光照射により高分解効率でプロトンを発生する化合物を提供する
【解決手段】 次式〔1〕
【化1】
(Arは芳香族または複素環化合物基を示し、Rfは含フッ素有機基を、X- はアニオンを示す。nは、2以上の整数を示す。)で表されるポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物。
従来技術、競合技術の概要


従来より、有機フッ素化合物は、冷媒(フレオン)を始め高性能界面活性剤や表面処理剤、医薬、農薬、耐熱性高分子(テフロン)、フッ素ゴム、食塩電解用イオン交換膜(ナフィオン)、さらには人工血液のフルオロカーボンなど幅広い分野に利用されている。しかし、有機フッ素化合物は一部の例外を除いて天然界に全く存在しないため、有機化合物にいかにフッ素を導入するかということが重要な課題である。
代表的なフッ素導入試薬としては、フッ素ガス、フッ化水素、ヨウ化トリフルオロメチルなどが挙げられるが、毒性および爆発性を有する危険性の大きい不安定なガスであり、工業的にも取り扱いが困難である。このような状況において、最近、トリフルオロ酢酸の電解酸化(J. Org. Chem., 55, 3909, 1990) やパーフルオロアルキルヨードニウム塩(J. Fluorine Chem., 20, 695, 1982)、パーフルオロアルキルベンゾチオフェニウム塩(J. Am. Chem. Soc., 115, 2156, 1993)などの高活性でしかも取り扱いの容易な固体試薬が開発されてきている。しかしこれらの方法においても、生成物の単離精製、すなわち未反応物や反応試剤の除去の過程が必要であるという問題点が指摘されている。
そこでこの発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来の低分子フッ化アルキル化合物に比べフッ素化効率に優れ、かつ生成フッ化物の単離が容易であり、また光照射により高い分解効率でプロトンを発生し、高分子量芳香族ポリチオエーテルの前駆体ともなり得る新しいポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物を提供することにある。

産業上の利用分野


この出願の発明は、ポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、高分子電解質として、あるいは求電子性フッ化アルキル(またはアリール)化試薬や、光照射により高い分解効率でプロトンを発生するのに、また高分子量芳香族ポリチオエーテルの前駆体等として有用な、溶媒可溶性の新しいポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
次式[1]
【化1】

(Arは、芳香族または複素環化合物基を示し、Rfは、含フッ素有機基を、また、X- はアニオンを示す。nは、2以上の整数を示す。)で表されるポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物。

【請求項2】
Arが、フェニレン基、ビフェニレン基、ジフェニレンエーテル基、あるいはジフェニレンスルフィド基である請求項1のポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物。

【請求項3】
Rfがパーフルオロアルキル基である請求項1または2のポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物。

【請求項4】
- がトリフルオロメタンスルホン酸アニオン、硫酸アニオン、硫酸水素アニオン、メタン硫酸アニオン、あるいはテトラフルオロボレートアニオンである請求項1、2または3のポリ(アリーレンスルホニウム塩)化合物。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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出願権利状態 登録
参考情報 (研究プロジェクト等) CREST 単一分子・原子レベルの反応制御 領域
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