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浮遊性塵芥流入防止装置

国内特許コード P04A006068
整理番号 土木・建築-23
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願2003-000351
公開番号 特開2004-211430
登録番号 特許第3800177号
出願日 平成15年1月6日(2003.1.6)
公開日 平成16年7月29日(2004.7.29)
登録日 平成18年5月12日(2006.5.12)
発明者
  • 小林 宏康
  • ▲高▼木 強治
  • 浪平 篤
出願人
  • 独立行政法人農業工学研究所
発明の名称 浮遊性塵芥流入防止装置
発明の概要

【課題】装置のコストダウンと保守管理作業の軽減および洪水時の通水機能の保全を図る。
【解決手段】浮遊性塵芥流入防止装置2は流水路3から後退して臨む取水口4に設けられる。支柱部7は取水口4上流側の水底部4Gに直立して取り付けられる。この支柱部7には、ガイドスリーブ12が上下動自在かつ回動自在に装着される。ガイドスリーブ12の下部には、浮き部9が取り付けられる。浮き部9には、取水口幅より長寸に形成された遮蔽プレート13が取り付けられる。浮き部9は遮蔽プレート13の上部13Aを水面上に露出させるようになっている。付勢機構20は、板ばね23A~23Cにより流水圧に抗して遮蔽プレート13の下流側端部13Cを流水路3側に開き、流水圧が増大して付勢力が押し負けると、遮蔽プレート13を流水路に対して閉じるようになっている。
【選択図】 図1

従来技術、競合技術の概要
一般に、大きな河川等からかんがい用水を水路に導水する場合、水路内への塵芥の流入を防止するため、取水口付近に鋼製の板等で製作した格子状の除塵スクリーンを設置したり、オイルフェンス型の除塵装置を張り巡らせたりすることが知られている。このような除塵スクリーンやオイルフェンス型のものでは、流入側の面に塵芥が集積しやすく、水路の取水機能を低下させる畏れがある。水路の良好な取水機能を維持するためには、取水口に設置された除塵装置に集積する塵芥を監視したり、集積した塵芥を人力等で定期的に排除しなければならず、塵芥の排除作業に手間やコストがかかるという問題がある。このため、従来、スクリーンに付着した塵芥を、レーキを昇降させて掻き上げるようにして除去する装置(例えば、特許文献1参照。)や、水路に無端状ロータリスクリーンを傾斜させて配置し、下部を水中に浸漬させて塵芥を捕捉し、駆動モータにより回転駆動させて上部に運び上げ、頂部から落下させて塵芥を回収する装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0003】
【特許文献1】
特開昭54-37336号公報(第142-143頁、第4図)
【特許文献2】
特開2000-265445号公報(第3頁第3欄-第4頁第5欄、図1)
産業上の利用分野
本発明は取水口に設置される浮遊性塵芥流入防止装置に関するものである。
特許請求の範囲 【請求項1】流水路に臨む取水口に設けられ浮遊性塵芥の流入を防ぐ浮遊性塵芥流入防止装置において、取水口に取水口面を横切って設けられた塵芥流入阻止手段と、この塵芥流入阻止手段を上下に案内するとともに塵芥流入阻止手段の流水路上流側を中心に回転を許容する案内手段と、浮力により塵芥流入阻止手段を水位の変動に応じて上下に移動させる水位追従手段とを備え、塵芥流入阻止手段の流水路下流側を流水圧に抗して流水路に対して取水口を開いた位置に設置したことを特徴とする浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項2】塵芥流入阻止手段は受ける流水圧が増大すると流水路に対して後退することを特徴とする請求項1に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項3】流水路に臨む取水口に設けられ浮遊性塵芥の流入を防ぐ浮遊性塵芥流入防止装置において、取水口の流水路上流側の水底部に直立して取り付けられる支柱部と、この支柱部に上下動自在かつ回動自在に装着されたガイドスリーブと、このガイドスリーブに取り付けられ、水位に追従して上下に移動する浮き部と、この浮き部に横方向に取り付けられ取水口面を横切って形成された遮蔽プレートとを備え、この遮蔽プレートの揺動端を流水圧に抗して流水路に対して取水口を開いた位置に設置したことを特徴とする浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項4】ガイドスリーブには、上部に縦長のスリットが穿設され、このスリットの一側壁に回転方向の弾発付勢力を付与するばねを設け、このばねとスリットの他側壁との間に、支柱部から外側に突出する当接部材を配置したことを特徴とする請求項3に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項5】 ばねは、遮蔽プレートが受ける流水圧が増大すると遮蔽プレートが流水路に対して取水口を閉じるよう付勢力が設定されることを特徴とする請求項4に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項6】取水口の流水路上下流側の角部を、流水路に対してそれぞれ後退させ、上流側後退部には支柱部を配置するとともに、下流側後退部には遮蔽プレートの揺動端部が突き当たるようにしたことを特徴とする請求項3ないし5のうちいずれか1に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項7】遮蔽プレートは、上端部がほぼ水平に形成されるとともに、下端部が流水路上流側に近いほど水没する部位が深く、流水路上流側から遠ざかるに従って水没する部位が浅くなるように形成されることを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
【請求項8】ガイドスリーブの上下端には、支柱部を転動しガイドスリーブを支柱部に対して滑らかに上下に移動させるガイドローラが設けられることを特徴とする請求項3ないし7のうちいずれかに1に記載の浮遊性塵芥流入防止装置。
産業区分
  • 土工
  • 混合分離
国際特許分類(IPC)
画像

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JP2003000351thum.jpg
出願権利状態 権利存続中


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