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融合細胞株とその取得方法

国内特許コード P04A006084
整理番号 動物バイオ-85
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願平10-061889
公開番号 特開平11-187867
登録番号 特許第3536076号
出願日 平成10年2月27日(1998.2.27)
公開日 平成11年7月13日(1999.7.13)
登録日 平成16年3月26日(2004.3.26)
優先権データ
  • 特願平09-306360 (1997.10.22) JP
発明者
  • 辻 顕光
  • 山本 万里
  • 長田 和浩
  • 川原 浩治
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 融合細胞株とその取得方法
発明の概要 【課題】 ヒト細胞株を用いた免疫系の諸現象、すなわちアレルギー、ガンなどのメカニズム解明、それらの疾病の予防、診断、治療等を目的とした食品機能の検索、新規医薬品の探索、製造に使用するためのヒト免疫担当細胞株を取得すること。
【解決手段】 ヒトバーキットリンパ腫由来細胞株Raji、ヒトT細胞性白血病細胞株PEERおよびヒト好酸球白血病細胞株EoLlのいずれかの細胞株から、8-アザグアニンもしくは6-チオグアニン耐性クローンを選択し、さらに無血清培養可能にした変異株であるICLU-B、ICLU-TおよびICLU-Eのいずれかを親細胞株とするヒト免疫担当融合細胞株並びにヒト細胞融合用親細胞株ICLU-Tとヒト免疫担当細胞を用いて融合細胞を作成する際に、ポリエチレングリコールとレシチンの存在下に行うことを特徴とするヒト免疫担当融合細胞株の取得方法。
従来技術、競合技術の概要



一般に、ヒトの体内から分離した細胞を体外で培養するには、困難を伴うことが多い。例えば、ヒトの体内から分離したリンパ球などの細胞を体外で無限増殖させることは困難である。通常、これら細胞を培養液中で培養しても、2週間から数ヶ月程度で死滅してしまう。ガン細胞や上皮細胞のある種のものは、培地組成によっては体外での継代培養が可能であるが、研究等に用いるために必要十分な量を確保することは難しい。さらに、体内細胞を体外において増殖させるには、細胞に何らかの刺激を与える必要がある。そのために、培養液に種々の生理活性物質を添加しなければならないが、その適切な物質の選択等に問題があり、かなりの労力を要する。

近年では、このような問題点を解消する方法として、目的とする細胞に発ガン物質等の薬剤を添加したり、紫外線や放射線を照射する等の処理を行い、目的の細胞に突然変異を生じさせる(トランスフォーム)方法が提案されている。このような処理を行うことにより、無限増殖が可能な細胞株(変異株)を取得することができる。また、遺伝子導入法(細胞に特定の遺伝子を導入する方法)を用いて、株化したい細胞に、不死化遺伝子を導入して形質転換を生じさせ、無限増殖する細胞を取得する方法も報告されている。

さらに、このようにトランスフォームを利用した方法のほかに、リンパ球などのように体内で抗体や免疫調節因子(リンフォカイン)を産生する細胞を、無限増殖する細胞と融合して、体外でもその抗体や免疫調節因子を産生する融合細胞(ハイブリドーマ)として樹立する方法も知られている。

産業上の利用分野



本発明は、融合細胞株とその取得方法に関する。詳しくは、ヒト細胞株を用いた免疫系の諸現象、すなわちアレルギー、ガンなどのメカニズム解明、それらの疾病の予防、診断、治療等を目的とした食品機能の検索、新規医薬品の探索、製造に使用するためのヒト免疫担当細胞株の取得に関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
ヒトT細胞性白血病細胞株PEERから、8-アザグアニン耐性クローンを選択し、さらに無血清培養可能にした変異株であるICLU-Tを親細胞株とするヒト免疫担当融合細胞株。

【請求項2】
ヒト細胞融合用親細胞株ICLU-Tとヒト免疫担当細胞を用いて融合細胞を作成する際に、ポリエチレングリコールとレシチンの存在下に行うことを特徴とするヒト免疫担当融合細胞株の取得方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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09687_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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