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高分子量セリシンを抽出して取得する方法

国内特許コード P04A006097
整理番号 有機材料-62
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願平09-278063
公開番号 特開平11-092564
登録番号 特許第3516059号
出願日 平成9年9月24日(1997.9.24)
公開日 平成11年4月6日(1999.4.6)
登録日 平成16年1月30日(2004.1.30)
発明者
  • 坪内 紘三
  • 山田 弘生
  • 高須 陽子
出願人
  • 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 高分子量セリシンを抽出して取得する方法
発明の概要 【課題】 セリシンの抽出条件(抽出剤と温度)と得られるセリシンの分子量との関係を綿密に検討して、高分子量セリシンを得る方法を確立した。
【解決手段】 絹糸虫類の吐糸した繭、該繭から得られる繭糸、生糸、未精練もしくは半精練の生糸、該生糸から調製された布、およびそれらの残糸を、100℃を超える温度において尿素水溶液で抽出することからなる分子量50000以上のセリシンを取得する方法。
従来技術、競合技術の概要


絹糸虫類に吐糸する繊維、つまり繭糸は、フィブロインとセリシンの蛋白質から構成されており、セリシンはフィブロインをコーティングした状態で存在している。従来から、繭糸は生糸に繰糸された後、精練され絹織物へと加工されることによって利用されてきた。繭糸を構成するセリシン自体は、セリシン分子の会合や結晶化により熱水には難溶であるが、アルカリ性の熱水には溶解することができる。そのため、通常、生糸の精練としては、アルカリ水溶液に界面活性剤、例えば、マルセル石鹸等を加え、95℃以上で数時間処理する方法や、パパインやキモトリプシン等の蛋白質分解酵素を用いる方法等が採られてきている。

産業上の利用分野


本発明は、セリシンの取得方法に関し、更に詳しくは、絹糸虫類が吐糸する繊維(繭糸)からセリシンを、その分解を抑えながらできる限り高分子量のままで抽出し、効率よく取得する方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
絹糸虫類の吐糸した繭、該繭から得られる繭糸、生糸、未精練もしくは半精練の生糸、該生糸から調製された布、およびそれらの残糸を、100℃を超える温度において、数分ないし10分間、尿素水溶液で抽出することからなる平均分子量50,000以上のセリシンを取得する方法。

【請求項2】
100℃を越え130℃以下の温度において、尿素水溶液で抽出することを特徴とする請求項1記載のセリシンを取得する方法。

【請求項3】
絹糸虫類の吐糸した繭、該繭から得られる繭糸、生糸、未精練もしくは半精練の生糸、該生糸から調製された布、およびそれらの残糸を、100℃を超える温度において、10分間以下で、尿素水溶液で抽出することからなる平均分子量50,000以上のセリシンを取得する方法。

【請求項4】
100℃を越え130℃以下の温度において、尿素水溶液で抽出することを特徴とする請求項3記載のセリシンを取得する方法。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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09700_01SUM.gif
出願権利状態 登録


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