TOP > 国内特許検索 > 書道用学習教材と書道用下敷と書道用半紙

書道用学習教材と書道用下敷と書道用半紙 実績あり

国内特許コード P04A006238
整理番号 02A02033
掲載日 2005年2月16日
出願番号 特願2002-337349
公開番号 特開2004-170736
登録番号 特許第3817627号
出願日 平成14年11月21日(2002.11.21)
公開日 平成16年6月17日(2004.6.17)
登録日 平成18年6月23日(2006.6.23)
発明者
  • 岡村 吉永
出願人
  • (有)山口ティー・エル・オー
発明の名称 書道用学習教材と書道用下敷と書道用半紙 実績あり
発明の概要 【課題】書道技能における毛筆文字の形及びバランス、筆の運び方、筆圧に加えて、運筆速度をも習得することができる書道用学習教材、書道用下敷及び書道用半紙を提供することである。
【解決手段】書道技能習得に用いる書道用学習教材において、文字手本の筆圧の強弱を大小で表す図形1と、文字手本の筆の重心位置を表す点2とを、筆の移動経路に沿って一定間隔で表示したものであり、筆圧の強弱、筆の重心位置及び運筆速度の遅速を図形として視認化させることによって書道技能の習得を向上させるものである。<EMI LY=1742 HE=096 ID=000002 WI=058 LX=1100>
従来技術、競合技術の概要 従来、個人で書道技能を習得する際には手本を見ながら文字手本の形やバランスの取り方、筆の運び方を忠実に模倣しながら何度も繰り返し練習し、体で書道技能を習得していた。しかしながら、手本を見ながら何度も繰り返し練習することによって文字のおおよその形やバランスを習得することはできても、文字の肉付き具合やかすれ具合、しなやかさ、力強さ、スピード感等の毛筆独特の風合いや筆の運び方を習得するのは難しく、個人で習得できる技能範囲には限界があった。そのため、筆の運び方や毛筆独特の風合いを習得するためには巧みな技能を要した指導者による指導が必要とされ、独学で書道技能を習得するのが困難であるという課題があった。また、義務教育課程等では国語教師が児童に書道を指導しなければならないため、書道の不得手な国語教師が筆の運び方、力の入れ方、筆を運ぶ速さ等を児童に上手く説明及び指導するのが難しいという課題があった。このような課題に対処するため、いくつかの発明及び考案が開示されている。例えば、特許文献1には、「教師用書道指導用紙」という名称で「灰色等の目立たない色の細い線で文字の輪郭と筆の運び(骨線)とが記載された」書道指導用紙に関する発明が開示されている。この書道指導用紙は教師が生徒に書道を実地で指導する際に使用するものであり、筆の運びについては文字の骨格だけでなく、払い、曲がり、撥ね等についても表示されている。このため、書道の不得手な教師でも払い、曲がり、撥ね等の説明を生徒にうまく指導することができ、指導効果を向上させることができる。また、特許文献2には、「習字練習用紙」という名称で「一文字の漢字を複数の文字構成要素に分解し、各分解した文字構成要素を油性の印刷用インクで和紙上に印刷した」習字練習用紙に関する発明が開示されている。和紙上に印刷された文字構成要素は、毛筆筆跡の外周縁を縁取った縁取り線の上に、縁取り線よりも大きい太線で毛筆の筆先の運筆通過線を表記したものであり、この運筆通過線に沿って毛筆の穂先を動かすことによって運始部分及び曲がり部分の筆の留めを理解しやすくするとともに、縁取り線中に筆跡が収まるように押圧しながら運筆することによって筆跡の線の太さ、すなわち、筆圧を理解しやすくすることができる。また、文字構成要素を油性の印刷用インクで印刷することによって、毛筆の筆先がなぞる運筆通過線が墨をはじくので、筆先が運筆通過線上を正しくなぞったか否かを運筆しながら視認することができ、筆の運び方の習得を向上させることができる。さらに、特許文献3には、「技能学習装置」という名称で科学的かつ統一的な学習手段を用いて指導者なしに書道や左官などの特殊技能の習得をするのに使用される技能学習装置に関する発明が開示されている。以下、図8を参照しながら、特許文献3に開示された技術について特許文献3を引用しながら説明する。特許文献3に開示された技能学習装置はX軸及びY軸上の各2点の計4点で支持された学習ボードと、該4点の支持機構に各々に設けられた加重検出手段と、該加重検出手段で検出された4点の加重に基づき該学習ボードに付加された加重の重心位置や全加重(Z軸方向の力)、X軸方向の力、Y軸方向の力、加重重心の移動速度を計算する計算手段と、該計算手段の計算結果を時系列的に記憶する記憶手段と、計算された重心位置の動きに対応し全加重を図形の大きさで表しつつ重心位置の動きを画像表示する表示手段とから構成され、図8は学習ボード上に「岡」という文字を電子筆で記載した際の学習ボード上の4つの支持点における加重データをもとに加重の重心位置と全加重(Z軸方向の力)、X軸方向の力、Y軸方向の力、加重重心の移動速度を計算し、その計算結果をもとに表示された画像表示を示した図である。図8において、「岡」という文字を形成している様々な大きさの丸は全加重、すなわち、筆圧の強弱を丸の大きさによって表したものであり、同時に、重心位置の時系列的な動きも表している。また、図8の下部に掲載されている丸の配列表示は、加重値とそれに対応する丸の大きさの関係を示している。例えば、加重値が25g及び50gの場合には大きさが一番小さい丸で表示し、加重値が200gの場合には大きさが一番大きい丸で表示している。また、記憶手段によって計算結果を時系列的に記憶しておくことができるので、指導者と学習者のデータ、すなわち、学習ボードに各々が書いた文字を同時に画像表示することが可能となる。これによって指導者と学習者の書いた文字を色を変えて同画面に画像表示すれば、指導者と学習者の技能の相違を明瞭に可視化することが可能となる。したがって、手本となるデータを事前に装置内に記憶しておけば、この技能学習装置を用いて指導者なしに書道などの特殊技能を習得することができる。
【特許文献1】実開平5-73665号公報
【特許文献2】特開2000-15959号公報
【特許文献3】特開2001-282099号公報
産業上の利用分野 本発明は、書道技能習得用に用いる書道用学習教材と書道用下敷と書道用半紙に関する。
特許請求の範囲 【請求項1】 書道技能習得に用いる書道用学習教材において、文字手本の筆圧の強弱を大小で表す図形と、前記文字手本の筆の重心位置を表す点とを、前記筆の移動経路に沿って一定時間間隔で表示した書道用学習教材であって、前記文字手本を前記図形及び点よりも薄い色彩で前記図形及び点に重ねて表示したことを特徴とする書道用学習教材。
【請求項2】 前記文字手本の筆順又は始筆及び終筆を表記したことを特徴とする請求項1に記載の書道用学習教材。
【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の書道用学習教材を転写したことを特徴とする書道用下敷。
【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載の書道用学習教材を転写したことを特徴とする書道用半紙。
産業区分
  • 運動娯楽用
  • 事務用
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

16015_01SUM.gif
出願権利状態 権利存続中
山口TLOは平成11年11月に山口大学の教官50名の出資により設立された、リエゾン一体型のTLO活動会社です。山口大学を主とし、山口県内の大学・高専の研究成果をご紹介致します。特許の内容に興味を持たれた方は、下記までご連絡ください。


PAGE TOP

close
close
close
close
close
close
close