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血液循環補助装置 UPDATE 新技術説明会

国内特許コード P990001936
整理番号 U1997P021
掲載日 2000年6月1日
出願番号 特願平09-150563
公開番号 特開平10-337325
登録番号 特許第3018161号
出願日 平成9年6月9日(1997.6.9)
公開日 平成10年12月22日(1998.12.22)
登録日 平成12年1月7日(2000.1.7)
発明者
  • 渡 正伸
  • 福永 信太郎
  • 末田 泰二郎
  • 松浦 雄一郎
出願人
  • 広島大学長
発明の名称 血液循環補助装置 UPDATE 新技術説明会
発明の概要 【課題】 IABPとPCPSとを併用した場合、優れた循環補助効果を発揮するが、一方、心不全が改善した後の長期予後の観点からは、低酸素脳症という後遺障害が新たな問題として生じた。本発明はかかる低酸素脳症という後遺障害の発生を防止することのできる大動脈内バルーンカテーテルを提供する。
【解決手段】 カテーテル本体(1)と、カテーテル本体の外周部に形成され大動脈に挿入されて膨脹および収縮するバルーン部(2)とを具備し、該カテーテル本体はその一方の端部において送血孔(3)を形成し、カテーテル本体の軸方向に延在し送血孔と連通する送血路(5)と、バルーン部と連通しバルーン部の膨脹または収縮のために気体の導入および排出を行うカテーテル本体の軸方向に延在する送脱気路(7)とを有することを特徴とするバルーンカテーテル。
従来技術、競合技術の概要


急性心筋梗塞による心原性ショック、人工心肺離脱困難例、開心術後低心拍出症候群、および救急医療における種々の心不全に対する循環補助法として大動脈内バルーンパンピング(Intra Aortic Balloon Pumping)(以下IABPという)は既に一般化しており、心臓の後負荷を減少し、冠動脈血流を増加させて心機能回復に寄与する。しかし、IABPのみでは心機能の回復が困難な重症例も多く、近年、このような重症例に対してIABPと同時に、経皮的心肺補助装置(Percutaneous Cardio Pulmonary Support )(以下PCPSという)を併用することで治療成績の改善が得られつつある。ここで、PCPSとは遠心ポンプ、人工肺、そして脱血路と送血路から構成されるユニットで、脱血した血液に対しガス交換を行い送血路へ送血する簡便な心肺補助装置である。
従来、このようなIABPとPCPSとを併用した場合は、優れた循環補助効果を発揮するが、一方、心不全が改善した後の長期予後の観点からは、低酸素脳症という後遺障害が新たな問題として残ってくる場合が多く問題であった。IABPとPCPSを併用した循環補助中において、PCPSにより充分に酸素加された血液が従来の大腿動脈送血では脳を循環しにくいのが低酸素脳症発症の原因の一つではないかと考えられる。

産業上の利用分野


本発明は血液循環補助装置に関するもので、詳しくは循環補助用送血路を内蔵した大動脈内バルーンカテーテルに関するものである。

特許請求の範囲 【請求項1】
カテーテル本体と、前記カテーテル本体の外周部に形成され大動脈に挿入されて膨脹および収縮するバルーン部とを具備し、
前記カテーテル本体はその一方の端部において送血孔を形成し、前記カテーテル本体の軸方向に延在し前記送血孔と連通する第1の送血路と、前記バルーン部と連通し前記バルーン部の膨脹または収縮のために気体の導入および排出を行う前記カテーテル本体の軸方向に延在する送脱気路とを有し、
前記カテーテル本体はさらに前記カテーテル本体から分岐した側管を有し、前記側管は前記第1の送血路から分岐し前記側管内で軸方向に延在する第2の送血路有するバルーンカテーテル。

【請求項2】
前記送血路は他方の端部においてPCPS連結ポートと連通し、前記送脱気部はIABPドライビングユニット連結ポートと連通する請求項1記載のバルーンカテーテル

【請求項3】
前記送血路は逆流防止弁を有する請求項1または請求項2に記載のバルーンカテーテル

【請求項4】
前記送脱気路と前記送血路が同心状に形成されている請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル

【請求項5】
前記送脱気路は前記送血路と並列して形成されている請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル

【請求項6】
前記バルーン部は前記送血孔に隣接して設けられている請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載のバルーンカテーテル
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP1997150563thum.jpg
出願権利状態 登録


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