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飛行船

国内特許コード P04A006904
整理番号 KN000471
掲載日 2005年3月18日
出願番号 特願平11-320162
公開番号 特開2001-130493
登録番号 特許第3362018号
出願日 平成11年11月10日(1999.11.10)
公開日 平成13年5月15日(2001.5.15)
登録日 平成14年10月18日(2002.10.18)
発明者
  • 横幕 良生
  • 江口 邦久
  • 鈴木 弘一
  • 松崎 義郎
  • 吉田 俊之
  • 大垣 正信
  • 佐々木 嘉隆
  • 前畑 貴芳
出願人
  • 川崎重工業株式会社
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 飛行船
発明の概要 【課題】 従来の飛行船よりも飛行高度を大きく拡大することができる飛行船を提供する。
【解決手段】 飛行船10は外皮20内に複数のガス嚢12を収容する二重膜構造となっている。ガス嚢12にはヘリウムガスを収容し、機体11の機軸方向に複数設けられる。機体11には前後にバロネット13,14を備えるとともに、機体11とガス嚢12との間の空気層を外部に排出、または外気を吸引するブロア15,16および自然排気口17を有する内圧調整手段18が設けられる。この内圧調整手段18で内外差圧を調整し、バロネット13,14で機体11の姿勢を制御する。
従来技術、競合技術の概要


図9は、従来の飛行船1の構成を示す断面図である。飛行船1は、機体7の外皮2内に浮揚ガスとしてヘリウムガスを収容している。また、機体7の前後には、機体7の内圧および重量バランスを調整するため、空気を吸排、保持するバロネット(空気嚢)3,4が設けられる。各バロネット3,4には吸排気用のブロア5,6が取付けられる。
地上に比べて上空では気圧が低くなるため、飛行船1が上昇すると浮揚ガスであるヘリウムガスが膨張するので、外皮2中の内圧を一定に保持するために、バロネット3,4は、地上では外気を吸引して膨張し、上空では空気を排出して収縮させる。また、飛行船1の前後姿勢(ピッチ角)制御は前後のバロネット3,4に保持する空気の量を調整することによって行う。

産業上の利用分野


本発明は、飛行船に関し、特に高高度を飛行する飛行船に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
骨格構造が可撓性を有する外皮によって覆われた擬似軟式構造の機体11を有する飛行船において、
空気が充満する外皮中に、浮揚ガスを収容するガス嚢が複数収容され、
前記外皮とガス嚢との間の空間の空気を排出、または外気を前記空間に吸引して機内圧力を調整する内圧調整手段を有し、
機体11の骨格構造21は、機体下部で機軸方向に延びて内胴を構成するキール構造23を有し、
複数の各ガス嚢は、機体11の機軸方向に沿って配置され、
各ガス嚢のうち、前後のガス嚢12a,12bの間の中間部の各ガス嚢12cは、吊下げ手段30によってそれぞれキール構造23に連結され、
各吊下げ手段30は、
中間部の各ガス嚢12cの上面を周方向に半周覆うネット31と、
中間部の各ガス嚢12cの前面および後面を覆って設けられ、ネット31の前後両端部に連結されるカーテン32と、
上方に放射状に広がり、カーテン32に連結される放射状ロープ33と、
放射状ロープ33の中心とキール構造23とを結合する結合ロープ34とを有することを特徴とする飛行船。

【請求項2】
骨格構造が可撓性を有する外皮によって覆われた擬似軟式構造の機体11を有する飛行船において、
空気が充満する外皮中に、浮揚ガスを収容するガス嚢が複数収容され、
前記外皮とガス嚢との間の空間の空気を排出、または外気を前記空間に吸引して機内圧力を調整することによって、内外差圧が30~70mmAq程度に保たれるように制御する内圧調整手段を有し、
機体11の骨格構造21は、
前胴を構成する機首構造22と、
機体下部で機軸方向に延びて内胴を構成し、前端部に機首構造22が連結されるキール構造23と、
後胴を構成し、キール構造23の後端部に連結される船尾構造24とで、構成され、
複数の各ガス嚢は、機体11の機軸方向に沿って配置され、
各ガス嚢のうち、最前部のガス嚢12aは、機首構造22内に収容され、
最後部のガス嚢12bは、船尾構造24内に収容され、
最前部のガス嚢12aと、最後部のガス嚢12bとの間の中間部の各ガス嚢12cは、吊下げ手段30によってそれぞれキール構造23に連結され、
各吊下げ手段30は、
中間部の各ガス嚢12cの上面を周方向に半周覆うネット31と、
中間部の各ガス嚢12cの前面および後面を覆って設けられ、ネット31の前後両端部に連結されるカーテン32と、
上方に放射状に広がり、カーテン32に連結される放射状ロープ33と、
放射状ロープ33の中心とキール構造23とを結合する結合ロープ34とを有し、
空気を吸排および保持する空気嚢が機体11の下部の前後にそれぞれ設けられ、これらの空気嚢によって機体11の前後の姿勢を調整することを特徴とする飛行船。
国際特許分類(IPC)
画像

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JP1999320162thum.jpg
出願権利状態 登録
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