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天体観測画像中の天体の識別方式

国内特許コード P04A006928
整理番号 KN000511
掲載日 2005年3月18日
出願番号 特願2001-114866
公開番号 特開2002-310616
登録番号 特許第3475330号
出願日 平成13年4月13日(2001.4.13)
公開日 平成14年10月23日(2002.10.23)
登録日 平成15年9月26日(2003.9.26)
発明者
  • 磯部 俊夫
  • 中島 厚
  • 木村 武雄
  • 柳沢 俊史
  • 二見 広志
  • 鈴木 雅晴
  • 高橋 由昭
出願人
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 天体観測画像中の天体の識別方式
発明の概要 【課題】 未知の高軌道・静止軌道のスペースデブリや小惑星等を検出するためには、天球の広い範囲を常時観測し、観測データから恒星とその他の天体の識別を行わなければならない。観測した大量の観測画像から自動的に恒星とその他の天体の分離処理を行うことが可能な画像処理方法を実現する。
【解決手段】 恒星追尾モードで連続撮影した画像を得、得られたそれぞれの画像から天体の像を抽出する手段と、該抽出した天体の像の重心位置(x,y)、面積s、形状の特徴a/bを抽出する手段と、抽出された特徴、画像番号、累積カウンタをリストとして登録する手段と、既にリストに登録されていると判断されたデータに対しては、リスト中の累積カウンタに1を加算する手段とを含む。そして、主として累積カウンタの値から天体を恒星とその他の天体とを識別し、像の特徴、主として重心位置、形状などからスペースデブリを識別する。
従来技術、競合技術の概要


近年、未知の天体あるいは人工物体を検出、もしくは既知の天体あるいは人工物体の運動を監視することの必要性、特に人工衛星、宇宙のごみであるスペースデブリあるいは地球に異常接近する小惑星等の天体を検出し、監視することの必要性に対する認識が高まってきた。未知の高軌道・静止軌道上のスペースデブリや小惑星を検出するためには、天球の広い範囲を走査観測しなければならない。この走査観測では、望遠鏡を恒星追尾モードで駆動するのが一般的である。恒星追尾モードでは、恒星は点像として撮影され、その他の天体はある程度恒星との相対運動が大きければ線状の像として撮影される。しかし、相対運動が小さいときは、形状による恒星との識別が困難になる。
上記のように恒星追尾モードでの観測では、恒星以外の天体は線状の像となる。この線の長さは恒星運動との相対運動の大きさおよび露出時間に比例する。しかし、あまり線状の長さが長くなると、後の処理がやっかいになるため、比較的短い露出時間の撮影を行い、数多くの観測画像から恒星とそれ以外の天体とを識別することが望ましい。ただ、相対運動の小さい小惑星などではほぼ点状の像になり、その形状からは判断出来ず、時間をおいて撮影された2枚の画像を重ね合わせて恒星との識別を行なわなければならない。

産業上の利用分野


この発明は、光学装置を用いて、主として人工衛星、スペースデブリ、彗星等の恒星以外の天体と恒星とを判別するための方式に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
連続撮影された天体観測画像から、運動状態の異なる天体群を識別する方式であって、
恒星追尾モードで連続撮影した画像を得る手段と、得られたそれぞれの画像から天体の像を抽出する手段と、該抽出した天体の像の重心位置、面積、形状などの特徴を抽出する手段と、抽出された特徴、画像番号、累積カウンタをリストとして登録する手段と、既にリストに登録されていると判断されたデータに対しては、リスト中の累積カウンタに1を加算する手段と、を含むことを特徴とする天体観測画像中の天体の識別方式

【請求項2】
主として累積カウンタの値から天体を恒星とその他の天体とを識別することを特徴とする請求項1の天体観測画像中の天体の識別方式

【請求項3】
主として抽出した天体の像の特徴から、恒星以外の天体を識別することを特徴とする請求項1の天体観測画像中の天体の識別方式
国際特許分類(IPC)
  • G01C  1/00       角度の測定
  • G06T  1/00    280
  • G06T  7/60    150
Fターム
画像

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JP2001114866thum.jpg
出願権利状態 登録
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