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接合媒体

国内特許コード P04A006951
整理番号 KN000427
掲載日 2005年3月18日
出願番号 特願平10-035525
公開番号 特開平11-220182
登録番号 特許第3094094号
出願日 平成10年2月2日(1998.2.2)
公開日 平成11年8月10日(1999.8.10)
登録日 平成12年8月4日(2000.8.4)
発明者
  • 丹治 雍典
  • 森谷 信一
  • 新野 正之
  • 熊谷 達夫
  • 木皿 且人
出願人
  • 国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
発明の名称 接合媒体
発明の概要 【課題】 室温(20℃)~600℃程度に渡って、被接合体同士の接合を、その接合面において移動可能に、しかも電気的および熱的結合を密に接合することができるようにした接合媒体を提供する。
【解決手段】 室温(20℃)~600℃の温度領域において、液相金属と固相金属とが常に2相共存相を呈する組成に構成する。
従来技術、競合技術の概要


一般に、金属合板の接合材として使用される半田の接合機能は、その被接合体の金属板と金属板との間に塗布された半田接合材、すなわち接合媒体を、その共晶点まで加熱溶解しそして凝固させることによって金属板と金属板とを接合し、両金属板の例えば電気的結合がなされるようにするものである。しかし、この接合は、凝固状態いわゆるリジッドな接合状態とされるために、その接合が、電気的および熱的に関して優れた伝導性をもってなされたとしても、接合面における被接合体相互の移動に関する自由度がない。
したがって、例えば図2にその概略断面図を示すように、例えばそれぞれ平板状の同一金属板による第1および第2の被接合体11および12を接合材すなわち接合媒体層13によって接合した場合において、例えば一方の金属板による被接合体11側に高温が印加される場合、この高温側被接合体11が他方の金属板による被接合体12に比し大きく膨張することによって、他方の被接合体12に対して、その被接合体接合面に引っ張り力を与えて、結果的に反りを発生させるとか、この接合面に発生する剪断応力によって剥離を発生させるとか接合に不安定性を来す。
他方、接合面におけるの移動に関して自由度をもつ接合媒体として、潤滑材グリースおよびオイルコンパウンド等がある。これら接合媒体の素材には、一般に油脂、樹脂および、ゴム等が使用されている。これらの接合媒体は、接合面の移動に関する自由度はもつが、電気伝導性および熱伝導性に劣る。

産業上の利用分野


本発明は、例えば金属と金属との接合、金属と半導体との接合に用いられる接合媒体に関わり、特に電気伝導性および熱伝導性が共に優れ、更にその被接合体同士が、その接合面で、微小移動が可能とされて、温度差もしくは熱膨張率差の存在による接合部の剥がれ、あるいは被接合体の破損等を回避することができるようにした新規な接合媒体に関わる。

特許請求の範囲 【請求項1】
室温(20℃)から600℃の温度領域において、液相金属と固相金属とが常に2相共存相を呈し、温度変化に応じて固溶量が変化する組成によって構成されたことを特徴とする接合媒体。

【請求項2】
前記接合媒体が、Ga1-X Inx と、下記Mの少なくとも1 種以上を含み、
前記xは原子比で、0.1≦x≦0.2に選定され、
前記Mは、Au,Al,Bi,Cu,Znであることを特徴とする請求項1に記載の接合媒体。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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10458_01SUM.gif
出願権利状態 登録
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