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Fischer-Tropsch合成用触媒の調製方法

国内特許コード P05P003060
整理番号 U2003P093
掲載日 2005年4月8日
出願番号 特願2003-281798
公開番号 特開2005-046742
登録番号 特許第3882044号
出願日 平成15年7月29日(2003.7.29)
公開日 平成17年2月24日(2005.2.24)
登録日 平成18年11月24日(2006.11.24)
発明者
  • 山田 宗慶
  • 小泉 直人
  • 望月 剛久
出願人
  • 学校法人東北大学
発明の名称 Fischer-Tropsch合成用触媒の調製方法
発明の概要

【課題】 CO転化率が大きく高い活性を示すFischer-Tropsch合成用触媒を調製する方法を提供する。
【解決手段】 一酸化炭素を水素化し得る遷移金属を含むキレート錯体を含有する溶液を調製する工程、前記溶液を、担体としてのシリカに含浸させる工程、溶液が含浸されたシリカを乾燥する工程、および、乾燥後のシリカを焼成して、前記遷移金属の酸化物を担持させる工程を具備することを特徴とする。
【選択図】 なし

従来技術、競合技術の概要


Fischer-Tropsch(FT)合成は、非石油系炭素資源(天然ガス、バイオマス、石炭等)由来の合成ガス(CO+H2)から炭化水素を合成する反応である。



FT合成用触媒としてCo触媒を使用すると、直鎖の高分子量炭化水素が得られ、これは高品位なディーゼル燃料として注目されている。Co触媒の調製に当たっては、硝酸Coを前駆体として用いてEDTA、クエン酸を配合することにより、アルミナまたはチタニア上に高分散でCo種を形成できることが報告されている(例えば、非特許文献1、および非特許文献2参照)。



しかしながら、こうして得られたCo触媒は、金属Coへの還元が進行せず、活性をほとんど示さない。

【非特許文献1】J. van de Loosdrecht, M. van de Haar, A .M. van der Kraan, A. J. van Dillen,J.W.Geus,Appl.Catal.A.Gen.,150,365(1997)

【非特許文献2】M. Kraum, M. Baems, Appl. Catal. A. Gen.,186,189(1999)

産業上の利用分野


本発明は、Fischer-Tropsch合成用触媒の調製方法に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
コバルト化合物とニトリロ三酢酸、トランス-1,2-シクロヘキサジアミン-N,N,N’,N’-四酢酸、およびエチレンジアミン四酢酸からなる群から選択される少なくとも1種のキレート剤とを溶媒に溶解して、コバルトを含むキレート錯体を含有するpH8~11の溶液を調製する工程、
前記溶液を、担体としてのシリカに含浸させる工程、
溶液が含浸されたシリカを乾燥する工程、および
乾燥後のシリカを焼成して、前記コバルトの酸化物を担持させる工程
を具備することを特徴とするFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項2】
前記キレート剤は、前記コバルト原子1モル当たり0.1~2モルの割合で用いられることを特徴とする請求項1に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項3】
前記キレート剤は、前記コバルト原子1モル当たり0.3~1モルの割合で用いられることを特徴とする請求項1または2に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項4】
前記コバルト化合物は、硝酸塩、炭酸塩、有機酸塩、酸化物、水酸化物、ハロゲン化物、シアン化物、水酸化物塩、ハロゲン化物塩、およびシアン化物塩からなる群から選択される少なくとも1種であることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項5】
前記溶液を前記シリカに含浸させる前に、前記シリカを空気中500~600℃で焼成する工程をさらに具備することを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項6】
前記キレート錯体を含有する溶液の前記シリカへの含浸は、湿式含浸法、乾式含浸法、または減圧含浸法により行なわれることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項7】
前記コバルトは、5~40重量%の量で前記シリカに担持されることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項8】
前記乾燥は、大気圧雰囲気下、室温~150℃、12~24時間の条件で行なわれることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。

【請求項9】
前記焼成は、空気中、300~500℃で2~5時間の条件で行なわれることを特徴とする請求項ないし8のいずれか1項に記載のFischer-Tropsch合成用触媒の調製方法。
産業区分
  • その他無機化学
国際特許分類(IPC)
Fターム
出願権利状態 権利存続中
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