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入射位置検出装置

国内特許コード P05A006962
整理番号 NIRS-168
掲載日 2005年4月8日
出願番号 特願2003-052652
公開番号 特開2004-264078
登録番号 特許第4178232号
出願日 平成15年2月28日(2003.2.28)
公開日 平成16年9月24日(2004.9.24)
登録日 平成20年9月5日(2008.9.5)
発明者
  • 高橋 浩之
  • 村山 秀雄
  • 石津 崇章
出願人
  • 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
発明の名称 入射位置検出装置
発明の概要 【課題】簡単な構成で、複数の検出セルに跨って入射するイベントの重心位置を迅速に検出する。
【解決手段】各検出セルの入力信号に応じて、該入力信号のレベルに応じた波高を有する幅の狭いパルスPを発生させ、該パルスを、全チャネルを直列に接続した抵抗ラダー34の、信号が入力したチャネルに対応する位置に入力して、該抵抗ラダーの両端に発生する出力によりイベントの重心位置を検出する。
【選択図】 図4
従来技術、競合技術の概要


従来、ASIC等を用いた放射線検出器用フロントエンドエレクトロニクスで多数のピクセルを扱う場合には、低計数率用のチップでは、単にピクセル毎の信号を記録・保持し、後から読みにいくので問題はないが、一方、高計数率で動作させる場合には、同時に発生するイベントを抑制するために、図1に示す如く、例えばアンプ12を介して入力される放射線検出器(例えばシンチレータ)10からの信号を、プライオリティエンコーダ14を用いて処理し、入射したピクセルの番号Nをデジタル値として出力することが一般に行なわれている。



従来は、主に検出器や回路等のハードウェアの制限から、ピクセルサイズをあまり小さくとることができず、個別の信号の読み取りを行なっても、イベントが1つのピクセル内に収まることが多く、このような方式で間に合う場合が多かった。



しかしながら、最近、高分解能化の流れから、検出器10内で生じたイベントを、より詳細に観察するために、図2に示す如く、ピクセルのサイズをイベントにより生じた荷電粒子や光の拡がりよりも小さくとる、オーバーサンプリングの手法が行なわれつつある。更には、このようなオーバーサンプリングにより、2次元位置に対して3次元情報を投影する等、高位な情報を含ませることも行なわれつつある(特許文献1、2参照)。



このような構成をとると、放射線等が1つのピクセル内のみで反応して信号を出力する場合だけでなく、図3に例示する如く、多数のピクセルが一つのイベントに対して略同時に反応する場合が出てくる。



【特許文献1】
特開平11-142523号公報
【特許文献2】
特開平11-142524号公報

産業上の利用分野


本発明は、複数の検出セルに跨って入力するイベントの重心位置を検出するための入射位置検出装置に係り、特に、イベントにより生じた荷電粒子や光の拡がりよりもピクセルのサイズを小さくとるオーバーサンプリングの手法を用いて放射線や光を検出する際に用いるのに好適な、入射位置検出装置に関する。

特許請求の範囲 【請求項1】
複数の検出セルに跨って入射するイベントの重心位置を検出するための入射位置検出装置であって、
各検出セルの入力信号のレベルを弁別するための波高弁別手段と、
弁別されたレベルに応じた波高を有する所定のパルスを発生するエンコーダと、
信号が入力したチャネルに対応する位置に該パルスが入力される抵抗ラダーと、
該抵抗ラダーの両端に接続された読取手段とを備え、
該読取手段の出力の大きさを比較してイベントの重心位置を検出することを特徴とする入射位置検出装置。

【請求項2】
前記波高弁別手段が、複数の閾値を持つディスクリミネータである請求項に記載の入射位置検出装置。

【請求項3】
前記抵抗ラダーが複数直列接続されている請求項又はに記載の入射位置検出装置。
国際特許分類(IPC)
Fターム
画像

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JP2003052652thum.jpg
出願権利状態 登録
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